言い訳
自分のしていることでまったく次元の違うことなのに、どこか似ているところは無いかと探してしまう癖がある。
そんな性分だから、婚活と株式投資の類似点を考えてしまった。
この考え方には、最近読んでいる『ゾーン 「勝つ」相場心理学入門』の影響が強いことも書いておく。
あと、これは私個人が思っていることであって、万人に受け入れられるものでも、当てはまるものでもないことを一応書いておく。
列挙
婚活では相手と自分の思いが一致しなければ、交際・結婚には至らない。
株式投資では、売り方と買い方の値段が一致しなければ売買が成立しない。
婚活ではデートやお見合いで手応えがあったとしても、相手の受け止め方がどうだったかは、わからない。
株式投資では購入後自分の想定通りの値動きをするかは、自分がどうこうできる範囲ではない(大口投資家なら別だが)。
一回のお見合いにかける期待が高すぎれば、上手くいかなかったときの精神的苦痛が大きくなる。
一回のトレードにかける期待が大きすぎれば、含み損になった時の精神的苦痛が大きくなる。
反対に、一回のお見合いにさほど期待せず、自信を持ち、自分の長所を素直に伝えれば進展する可能性は、確率的に高くなる。(経験上そう感じている。)
反対に、一回のトレードの勝敗に固執せず、自分の優位性を発揮し、優位性と規律に沿って行動すれば、上手くいく可能性は、確率的に高くなる。(本に書いてあった。)
相手の考え全てを知ろうとしても、理解は出来ない。
マーケットを全て司郎としても、理解はできない。
相手に期待すればするほど、望んでいない結果となったとき、大きな喪失感を抱く。
マーケットに期待すればするほど、予想外の結果となったとき、大きな損失を被る。
最後に
どうだろう?驚くほど似ていると思わないだろうか。
婚活も株式市場も、多くの人間が関わったおり、そこには人間の心理が大きく関与している。
所詮、他人の感情は分からないし、マーケットのこともわからない。と達観してしまえばもっと気楽に、それこそ「ゾーン」に入って勝率の高いお見合い、トレードができるかもしれない。
年収の高い人が良い←→売上高の高い会社が良い
誠実な人が良い←→IR活動に熱心な会社が良い
安定感のある人が良い←→配当性向の安定している会社が良い
美人が良い!←→ガンガン成長している魅力的な会社が良い!
等々、言い換えることは容易だ。