元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

損切り記録

まとめ

1723 日本電技(2625円、14,900円)

2795 ハードオフコーポレーション(21,800円)

6643 戸上電機製作所(90,200円)

グローバル債権投信(1,217円)

合計損失:12,8382円(内NISA:124,540円)

理由

・日本電技

配当が下支えするかとも思ったが、そもそもの成長率が低くなってしまったので、売却。

 

ハードオフコーポレーション

出店を加速していたが、思ったより売上が伸びず、販管費を賄えていない状況が続いた。配当は良かったが、リンチ基準から外れてしまったので売却。

 

戸上電機製作所

設備投資が成長のためではなく、ただ事業を継続するためと判断した。万年割安株にはまってしまったと判断し、売却

 

・グローバル債権投信

2014年に15,000円購入してそのままにしていた。所有している理由が無いため、売却。

生き残るためのメモ

彼を知り己を知れば百戦危うからず

 2014年から投資を始めた。これまでチャイナショックやギリシャショック、ブレグジットなどがあったが、基本的には上げ相場が続いてきた。上げ相場で儲けることは簡単だ。何も考えずにBuy&Holdしていれば良い。一時的な調整があったとしても、楽観的に待つことができる。

 これまで、基本的にはBuy&Holdしようと思っていたが、何度も損切りしている。個別銘柄のBuy&Holdは、私には向いていないということだろうか。

 否、思考停止してBuy&Holはできないという方があっているだろう。

 最近よく考えていることは、下げ相場で如何に損失を抑えることができるか、である。生き残るためには下げ相場での身の振り方を学んでおかなければならない。

『投資で一番大切な20の教え』や『マネーの公理』、『ゾーン「勝つ」相場心理学瓊入門』、『まぐれ』といった本を読むと、リスク管理が生死を分けることがわかる。

 

絶対値でリスクを管理する

「リスク」とは何よりもまず、資金を失う可能性である。

(『投資で一番大切な20の教え』p72)

 私は総資産の8割を投資に向けている。何割が適正かは個人の性格、生活環境によって異なると思う。「8割」という数字に根拠はない。2014年に開始してから月々の天引きとボーナス積み立てをしていたらこうなったというだけだ。

 今年に入ってから、1銘柄につき100万円まで、というルールが頭の中にある。何か具体的な根拠があるわけではない。何となくだ。

 何となくだが、100万円と言えば総資産のおよそ1割だ。最悪、1割を失うくらいなら致命傷にはならないと思う。また、0円になる前に損切りできれば100万円まで行かなかったからセーフ!といった考え方もできるだろう。

 

 ただし、100万円を10銘柄に分散しても全てが下がれば1000万円失うことになる。

 総資産の8割を投資に向けている。これを全て失うのは、正直、受け入れ難い。

 かといって、5割か3割に落とす、という判断にはならない。リターンを得るためには、それなりの金額を投じなければならない。

 

規律が身を守る

責任を取る

 Taking Responsibility

(『ゾーン「勝つ」相場心理学』マーク・ダグラス p75) 

 投資のパフォーマンスは運の要素が圧倒的に占めている。一回一回のトレードはランダムな結果となる。そうであれば、ある投資で失敗したとしても「運」のせいにして次へ進む事が正しいように思える。

 しかし、これが大きな過ちなのだ。「運」のせいにしていると、含み損の時

「今は運が悪いから、その内、運が良くなって買値まで戻ってから売ろう」

と考える。逆に含み益の時に

「今は運が良いから、いまの内に売っておこう」

と考える。こういった考え方が典型的なコツコツドカンという結果につながっているのだと思う。

 同じく「運」の要素が非常に強いカジノやポーカーのプロたちはどうしているか。彼らは一回一回の結果がランダムになるが、ある優位性にしたがって行動すれば長期的には一貫した結果を得る事ができると知っている。

 そのため、引き際を知っている。損をしていようと関係ない。引くときは、引く。これは勘で判断するのではなく、自分の中にある「規律」に従っているのだ。自分自身に責任を持って判断し、行動する。そして結果を受け入れる。

 これが破産から逃れ、相場に残り続けることにつながる。

読んでくださっている方、感謝します。

 ここのところ、はてなスターをつけていただく事が増えた。

 訪問してくださる方も月間で累計100とか1000とか安定して越えている。読者登録してくださった方も、11人もいらっしゃる。

 ありがとうございます。

 

 訪問された方や読者登録された方が必ずしも応援する気持ちではないかもしれないが、(投資のことを書いているので、私の損失を期待している方もいるだろうと思うし、それはそれで良いと思う)どんな気持ちでも、見てくださる方がいることは励みになります。

 

 古い頭の持ち主で、ネット上での交流が怖くて、スター返しとか、購読とかほとんどしていないのですが、ご容赦ください。

 今後も気の向くままに記事を書いていこうと思います。

学習

 rubyを学んでいる。仕事で使う予定はないが、インフラエンジニアでもプログラミングの素養が必要という機運が高まっているので学び始めた。

 学び始めた、と書いたが実はプログラミング自体は2011年に入社した時にJavaとJapaScriptを会社の研修で、2013年にrubyをSDNで使うかもしれないと思って独学で学んでいた。

 JavaJavaScriptはその後の業務で使わなくなった。rubyもSDNが思ったよりも普及しなかったため、興味が薄れてしまっていた。

 

 rubyオライリージャパンの『初めてのプログラミング 第2版』で勉強している。久しぶりにやると、改めて数学的素養が足りていないことを痛感する。

 

初めてのプログラミング 第2版

初めてのプログラミング 第2版

 

 

 どこかのタイミングで、rubyだけでなくPerlも学ぼうと思う。何かシステムを作るレベルではなく、簡単なバッチや集計機能を作れるレベルにはなりたいと思う。

 

 さて、今の流行りはAWSだ。猫も杓子もAWSだ。かつてクラウドサービスが流行った時に、どこにいってもクラウドと言っていたが、その再来だ。会社でもAWS技術者を増やそうとやっきになって研修プログラムや資格試験を奨励している。

 

 私自身も、AWSの勉強を始めた。といってもまだ本を買っただけだ。

 実機を触るのが一番の勉強になるのだが、会社でアカウントを用意してくれないので個人で用意しなければならない。無料でそれなりのことはできるみたいなので、課金されない範囲で慎重に触ってみようと思う。

 

 これらに加え、LPIC 101,102も学習している。もともとがネットワーク畑だったので、CCNPネットワークスペシャリストは取得しているが、サーバ系はまったく取得していなかった。

 昨年〜今年頭にかけてVirtualBoxで遊んでいたのも、サーバ系のスキル取得が目的だった。今はAWSが盛んになっており、おそらくこれからはオンプレ環境をAWSに移行する仕事が増えると思う。

 やがてオンプレとAWSの連携、そしてAWSにあるシステムの保守・運用となるだろう。また、いつか来た道ではあるが、AWSからオンプレに、という時がくると思う。これはおそらく30年か40年後だと思う。きっかけは想像もつかないが。

 その頃まで働いているのかわからないが、備えあれば憂いなし、だ。

インデックス投資信託に損切りはあるか

注意:備忘録的なメモ、まとまりはない。

 

 投資に向ける資産のおよそ55%を海外インデックス投資信託に割り当てることにした。先月末、さっそく証券会社の定期積立サービスを用いて、2つの投資信託を金額購入した。

 さっそく含み損が発生している。これを見て、果たしてインデックス投資信託には損切りはあるのだろうか?という疑問が頭に浮かんだ。

 

 インデックス投資

  1. 資本主義経済は基本的には右肩上がりである
  2. 「1」故に、株式市場も基本的には右肩上がりである
  3. 「2」故に指数も市場に沿って右肩上がりであること

といった資本主義への信頼をベースにし、

  1. 参加者が増えたことにより、市場の誤りを個人がつけこみにくくなった
  2. 手数料(確定した損失)での優位性を持ってパフォーマンスを下げない

ということを目的とした投資戦略だと思っている。

 

 これの下に、取得単価を引き下げるドル・コスト平均法や、バリュー平均法(岡本和久氏が提唱)といった投資戦術がある。

 

 ドル・コスト平均法

  1. 現金化する時点で上げ相場なら勝ち
  2. 現金化する時点までの下げ相場でも積み立てを継続する

という考え方だ。

 バリュー平均法はちょっと応用があり、

  1. 下げで多めに買い
  2. 儲かっているところで少し売る

という手法となる。詳細は『自分でやさしく殖やせる確定拠出年金最良の運用術』を参照。 

「確定拠出年金」最良の運用術

「確定拠出年金」最良の運用術

 

 

 損切りの本質は、被害を広げないことだ。被害を最小限にして、残った資金でまた勝負する。市場に残り続ける。これが損切りの本質だと思う。

 であるならば、インデックス投資信託にも損切りはあると言えよう。

2018年5月資産状況

実績

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総評

 日経平均は22,500〜22,171円と329円の下落だった。

 資産は前月比で△0.1%だった。ほとんど誤差だと思う。

 

 予定していた海外株式の投資信託を先進国、新興国をそれぞれ3万円ずつ購入した。先日も書いたが、全体の比率は5年くらいかけて、以下のようにする予定だ。

日本株 先進国株 新興国
45 30 25

 

 確定拠出年金の方は以前購入していた定期物やETFなどを整理して、手数料の一番安いインデックス投資信託に切り替えた。J-Reitは悩んだけが、 今後、リバランスをするときに少し回す余地を残した。

 財産は現金・株式・不動産の三つに分散せよ、という古くからの格言がある。不動産の実物は管理の手間がかかったり、レバレッジをきかせたりと敷居が高く、敬遠してしまっている。

最低目標と努力目標

最低目標:下回ったら恥ずかしい目標

努力目標:上回ったら素晴らしい目標

年数 最低目標 努力目標
長期(10年) 5600万円 1億4000万円
中期(5年) 2900万円 4800万円
短期(1年) 1750万円 1900万円

 

 前提は、給与天引きが227万円/年、利率は最低目標で8.5%、努力目標で17%とした。個別株に投資しているので、5%よりも高く、でも10%は難しいかな、と思って最低目標で8.5%とした。