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ITインフラ系エンジニアの日記

ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のことなどを綴ります。

独学で取得するCCNA、CCNP

たまにはIT関係の話を書く。

今回は「独学で取得するCCNACCNP」と題して、資格取得のための学校(TACなど)に通わずに、如何に私がこれらの資格を取得したかを書く。ここでは、ネットワークの技術解説を行うのではなく、学習方法に絞って書く。

技術解説は後述するサイトや@ITITmedia、個人ブログなどで容易に閲覧できる。

 

さて、学習方法は人それぞれである。他人の学習方法はヒントになったり、これまでのやりかたを改良するきっかけになるものだと思っているので、

「今の学習方法が自分に合っているか悩んでいる」

「資格取得の学校にいかないと不安だが、お金がもったいない」

「そもそも勉強ってどうやるの?」

という方はぜひ読んでいった欲しい。

 

私の場合、CCNACCNPの学習方法は「問題を繰り返し解く」「実機を使う」の二点に集約される。CCNACCNP共に黒本と呼ばれる問題集がある。一冊、三千円〜五千円程度と高いがこれは必要経費として惜しまずに買ってほしい。

 

教科書も出ているが、これはいらない。問題集の解答編に詳細な説明があるし、わからない用語が出てきたらネットで検索すれば良い。特に参考にしたサイトを以下に掲載する。

 

3 Minutes Networking

 

www.infraexpert.com

 

こうした無料情報は徹底的に利用すべきだ。

 

さて、問題集を買ってきたらさっそく解き始めよう。わからなくてもかまわない。間違っても問題ない。とにかく一回やりきる。

最初はわからないことだらけでストレスが溜まるが、踏ん張ろう。自分の現在地、実力を正確に理解することは重要だ。また、二回三回と解いていく内に正解が増えてきてストレスどころか快感を得られるようになる。

 

「問題を解く前に教科書で勉強をする」という人もいるだろうが、私の場合、

 

・教科書を読んでいるうちにやる気がなくなる

・読んで解いて間違えると時間を損した気分になる

 

のでやっていない。Try&Errorで解きながら学んでいる。

 

間違えた問題にはチェックを付けておく。一回目だろうが二回目だろうが、間違える度にチェックをつける。これで自分の苦手分野がわかるし、テスト直前にはチェックが多いところだけ解き直せばよくなる。

 

CCNACCNPには実機を用いたテスト、シミュレーションテストがある。NATを設定したり、HSRPを設定したり、障害を調査・解決したりと様々なシミュレーションがある。

理想は会社の古いCisco機を借りて暇さえあれば設定をしまくることだ。幸い、私の勤め先には検証機が数台倉庫にあったので、これを借りていた。会社で勉強しづらい人でも、機械を置いて設定を入れていれば、仕事をしている風に見えるため気持ちが楽になるだろう。

 

ちなみに、

「仕事に関連する資格の勉強は仕事と同義である」

と私は考えているため、堂々と問題集を席に広げて勤務時間中に学習している。

 

機械は二台あると良い。二台あれば冗長構成や二点間の疎通試験など様々なことが検証できる。そして検証する際はいきなり設定を入れるのではなく、設計から始めることを推奨する。

なぜなら、

・これから自分がやろうとしていることを整理、結果を予想、検証することでより理解が深まる。

・仕事のシミュレーションにもなって一石二鳥となる。(いわゆる、頭でっかちな人にならないですむ)

 

具体的には以下の手順で行っている。

  1. 設定する内容を決める。(NATなのかEIGRPなのかSTPなのか)
  2. 物理構成図、論理構成図を作成する。(ホスト名、IPアドレス、ポート番号など端折らずに記す)
  3. 手順書を作成する。(コマンドの投入順序、確認方法、コンチプランを記す)
  4. 設定を入れる。(設定に要した時間を記す)
  5. 検証する。(想定外の結果となった場合に備えてログをきちんと取得する)

 

こうした手順を踏まず、とにかく設定してうまくいったいかなかったというだけを繰り返すと、「設定はできるがなぜ上手く言ったのか説明できない」「自分が何をしたいのか整理できない」人になってしまう。

 

最後に、資格は取得がゴールではない。取得し、仕事に活かせて始めて意味がある。資格を持っていない人から「頭でっかちな奴」「資格取得が趣味の人」というマイナスイメージを持たれないように気をつけたい。