ITインフラ系エンジニアの日記

ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のことなどを綴ります。

情報は分析してなんぼ

インターネットが普及し、利用する端末が一般化した結果、個人の情報収集が非常に楽になった。気になった言葉やニュースはキーワードで検索すれば、関連記事が数秒で表示される。

 

以前は情報を収集することが難しく、情報はあるだけで価値があった。しかし、今はあるだけではあまり価値は高くなく、「分析」による付加価値がより高くなった。ビッグデータの解析もこの流れからだと思っている。

 

さて、新聞やニュースサイトには「情報」がある。これらを毎日漠然と見ているだけではもったいない。話のネタとしても浅いままになってしまう。

 

「あのニュース見た?」

「あー見た見た。すげーよな」

「なー、あんなことできるなんてな!」

 

という浅〜い会話で終わってしまう。

 

ここに「分析」を加えるとどうなるか。

 

「あのニュース見た?」

「あー見た見た。すげーよな」

「なー、あんなことできるなんてな!あれって記事にはこう書いてあったけど、実はこういう裏事情があるんじゃないかって俺は思ってるんだ。

「えーなんで?」

「いや、少し前にこんなことがあったでしょ?それが今回の件に…」

 

と、「あれ」「これ」という言葉が多くて恐縮だが、イメージが伝われば幸いだ。後者の会話の方がちょっと深く、楽しそうだ。

 

ではこうした「分析」をどう行えば良いのか。私は以下の四ステップで行っている。

 

  1. 複数の媒体から情報を得る。(新聞、ニュースサイト、Twitter、blog、官公庁HPなど)
  2. すでに分析している人の記事を複数読む。
  3. 一次情報にあたり、「2」で確認した分析結果がなぜ導きだされるのか考える。
  4. 「2」で確認した記事のうち、どれがもっとも信憑性があるかを考える。

 

この手順は正確に言うと「分析」ではないが、素人がニュースを考える際、素材だけもらって「さあ分析しよう!」としてもたいていできない。ここは「既に知識のある人が行った分析を確認する」という方がずっとハードルが低い。

 

また、この手順で重要なのは複数の情報源にあたるという点と、一次情報にあたるという点だ。誰か一人の情報だけではその人のポジションによる偏見だけを取り入れることになるし、一次情報を確認しなければそもそも分析結果が妥当な物なのか判断できない。中には一次情報を簡単に確認できないニュースもあるが、たいていの情報は官公庁のHPで確認できる。どこかの国のように国家ぐるみでねつ造を行っている場合はどうしようもないが、日本はそんなことは無い(と信じている)。

 

世間ではエレベータートークがどうの、合コンで話すネタがどうの、スピーチで話すネタがどうのと「話題」「雑談」に関するHow to で溢れている。こうした本には

 

「普段から雑誌やテレビで情報を集めておきましょう」

 

と書かれていることが多い。

 

「話し方を学ぶ」という観点ではこれらのHow to は役に立つだろう。しかし、「話のネタ」としては付け焼き刃のHow to ではなく、毎日の地道な積み重ね、ただ集めるだけでなく自分の頭で考える習慣こそ「いざ」という時に格好のネタになると私は思っている。