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ITインフラ系エンジニアの日記

ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のことなどを綴ります。

質素倹約は良い事だけど

デフレが長く続いてきたからなのか

 

  • 定価で買うのはバカ
  • 飲みにいく奴はバカ
  • ギャンブルにお金を費やすのはバカ
  • コスパを考えないのはバカ

 

と言わんばかりの書き込みをネットでよく目にする。

資本主義の日本では、

 

生産→消費→貯蓄→投資→生産→…

 

というサイクルで経済が回っており、これのどこかが止まるor鈍くなると景気が悪くなる。景気が悪くなると所得が減り、いわゆるデフレスパイラルにはまっていくことになる。

 

そう考えると、毎晩飲み会に行っている人、定価でゲームを買う人、ミシュランガイドに掲載されているお店でコース料理を頻繁に食べる人が全くいなくなっては困った事態になる。

 

ネットが普及した事と相まって、なんとなく「お金を賢く節約する人が勝ち組!」的な雰囲気を感じ、それがなんとなく不安である。

 

マクロ経済学的には、「誰かの消費は誰かの所得」である。消費が減れば所得も減る。消費税増税は間違いであるが、同時に、消費者が安いものを当たり前と考え続けたり、安い事が良い事だと考え続けるのも問題だ。

 

もちろん、デフレの中では現金をたくさん残している人・企業が勝ち組となる。しかし、それは既に”持てる者”がさらに富を蓄え、”持たざる者”がさらに富を得る事が難しくなる世界となる。

要するに、先に生まれたもの勝ちということだ。

 

若者の一人としては、生まれた時代が悪かったと諦めが半分、安倍総理&黒田日銀総裁のコンビでインフレになって欲しいと言う期待が半分である。

しかし、

 

「インフレには資産を目減りさせる”見えない税”がある、だからデフレの方が良いのだ!」

 

との主張が”持てる者”たちから聞こえてくる。恐ろしい事に”持たざる者”の中にもインフレを怖がっている者が多い。インフレによる資産の目減りを考える立場に無いのに不思議な物だ。