1
先日、年上の女性とお見合いをした。
幸い雨は降っていなかったけど、風は冷たかった。
喫茶店で1時間ほど話した。相手は婚活を始めたばかりで、お見合いは初めてとのこと。
2
盛り上がったと思うけど、結果がダメだったと言うことは、実は盛り上がっていなかったということだ。
振り返ってみると、自分がしゃべりすぎたと思う。あと、お相手は初回だったので「もっと良い人がいるだろう」と思われたのかも。
一年少し婚活をやってきた。正直言って、かなり疲れた。好きだった女性から振られると、自分の存在が否定されたように感じて辛い。こんな辛い目にあうなら、もう婚活は辞めようと思うことが多々ある。しかし、周囲の結婚した人を見ると、子供の成長だったり、心から信頼できるパートナーがいる姿が眩しい。
それを見る度、自分には縁のない世界かもしれないけど、諦めずに続けていこうと思う。
お見合いの翌週、先輩の結婚式があった。心の中には祝福と、一抹の羨望があった。
結婚することがこんなにも大変なことだとは思っても見なかった。しかし、学生時代に大した恋愛もしていない自分が、楽々と結婚できるような訳がない。Twitterを見ると、NHKが「恋愛じゃなくていきなり結婚をしたがる若者がいる?」というテーマで番組をやるらしい。
まさに自分がそう思っている。恋愛ではなく、生活を共にしたいのだ。
しかし、生活を共にするには、前提として、前段階として恋愛が必要となる。
もういっそのこと、誰かから「この人の中から選べ。選んだ人と結婚しろ。」と言われた方が気が楽になる。が、それは選ばれた方が気の毒か。