元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

投資の基礎体力をつける_銘柄分析の前に

結論めいたもの

EPSは会社の頑張り、施策次第で改善できる可能性が高い。だから購入するかを考える時は

・EPSが上がりそうか
・会社の業績予想、目標から導きだされるEPSはどれくらいか

を考えた方が良いのではないだろうか。

株価:マーケットが決める。一応、EPS×PERで求めることができる。
PER:EPS÷株価で求めることができる。株価がマーケットに左右されるから、PERもまたマーケットに左右される。
EPS:純利益÷発行済株数で求めることができる。どちらも会社次第で決まる。

EPSが高まるような会社=成長力のありそうな会社を選んだ方が納得できるのでは?
PERに固執すると、「この会社はなんて割安なんだ!」->「なんで皆はこの会社を評価しないんだ!!??」となってしまいそう。
というか、私はそうなっている。

以下、グダグダと書き連ねる。

まとまりのないメモ

まとめてからブログに載せるべきかもしれないけど、今の自分ではどうにもまとまらない。まとめる力がない。だけど、モヤモヤするので吐き出した。チラシの裏に書くことで整理されることもある。またネットのリソースに無駄なバイトが追加された。

割安株を計る指標にPERとPBRがよく挙げられる。

割安株とは他の銘柄と比較してPERが低いから割安だったり、現在の株価が本来あるべき価値(本質的価値)と比べてだったり、成長率と比べてだったりすると思う。
例えばPERが5倍でいつかは20倍になるからやがて株価は4倍になるだろう、ということだ。

あるいはPBRに着目して割安かを判断している場合、見ているのは純資産(解散価値と呼んでる人もいる)である。純資産に対して株価がどうなのかという点を見ている。PBRが1倍の場合、株価は1株あたりの純資産と同じ価格で、1倍以下なら低いため割安だという判断だ。

私は一時期、低PERが正義!と思っていたが、考えが変わってきている。会社は営利組織であるのだから、「利益を上げること」が至上命題である。そして、利益を上げる会社の価値は高まり、会社の所有者である株主は資産を拡大したり配当にあずかったりできるのではないだろうか。

とすると、PERが低いとか、PBRが低いという視点ではなく、利益をどれだけだしているか、という点が重要になるのではないだろうか。

株価はよく「株価=EPS×PER」という式で表現される。EPSとは純利益÷発行済株数で、PERは株価÷EPSである。
先ほどの式を少し弄くると、

株価=(純利益÷発行済株数)×(株価÷EPS)
株価=EPS×(株価÷EPS)

となる。

株価を求めるのにも、PERを求めるのにもEPSが必要となってくる。もっとも、株価は市場で日々決まっているのだから、
一々計算する必要は無い。

株価は常に動き、常に適正だ。EPSは一年毎にしか動かない。となると、PERが株価を上下させる原因だ。PERと株価はコインの
表裏というか同じ面??

EPSだけ見ればそれで良いのか?EPSで全てが決まる訳ではない。PERを見て売買の判断をする投資家がいたり、PBRを見てだったり、ニュースだったり、いろいろだ。が、色々が詰まっているはPERでEPSではない。少なくとも、市場参加者が何を考えているかわからないのだから、PERについてあれこれ考察するよりも、すでにわかっているEPSを見た方が良いのでは。

EPSは予想できるの?

予想できれば今頃大金持ちになって、広尾や松涛や白金とかに豪邸を持っている。予想はできない。これはPERも同じ。
だから株価は予想できない。じゃあできることは?過去の実績から売上高純利益率を出して、会社の予想から予想純利益を出し、
そこから予想EPSを出して、今のPERのままだったらこれくらいになりそう、と予想するくらい。

予想は出来ない、といっておきながら予想しているという矛盾。予想は当たらない、という意味で予想できないということ。