元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

投資の基礎体力をつける_第一カッター興業

投資は自己責任で。

平成29年6月期 第1四半期決算短信

・結論
自己資本比率高い、ROA,ROE共に高い。
減益予想だが、オリンピック特需、インフラ修繕のチャンスを待つ。

・業種、事業内容
ウォータージェット工法やダイヤモンド工法の技術を駆使して、様々な現場の問題を解決する「第一カッター興業株式会社」のオフィシャルサイトです。

・お金の集め方
1年内返済予定の長期借入金:87,491千円
長期借入金:69,367千円

・投資先
現預金:3,627,734千円
売掛金:89,556千円
建物:800,598千円
機械:2,610,343千円
工具:74,925千円
土地:1,606,019千円
有価証券:204,907千円

・利益を上げているか
純利益:222,946千円 7.5%
売上高:2,953,328千円
粗利:925,684千円
営業利益:611,254千円 10%
経常利益:327,428千円

特別利益が16,700千円あるにもかかわず、四半期純利益が前年より80,998千円も落ちている。

ROA:23%
ROE:29%
EPS:39.17円 予想EPSは144円だが、予想売上高11,843百万円なので、予想純利益は888百万円と考える。
するとEPSは148円になる。PERが6.9倍とすると1021円となる。

・過去五年の成長率
8.41

・その他
自己資本比率70%で安定経営だが、中期経営計画が今ひとつわからないので、会社の戦略が不透明。
老朽化したインフラはどこかのタイミングで修繕しなければならない。それが何時になるのかわからないが、その時がチャンス。

リユース・リサイクル事業は全体の9%しか占めていないので、これからに期待。