2014年の夏、社内ニートだった私は『金持ち父さん貧乏父さん』を読んだ。仕事をしないで生きる方法があることを知り、自分のビジネスを持つか不労所得で食っていくことを夢見た。
もともと散財をしないほうだったこともあり、トントン拍子でお金は増えていった。
さて、先日課長より
「今の現場にいられるのはあと1年半くらいだ。その後は別の現場に行くことになる。」
と言われた。
今の現場にきて早5年、そろそろかなという思いはあった。いざ言われてみると、感慨深いものがある。
自分でも意外だったのだが、この話が出た時に、転職してみても面白いかもしれないと思った。
セミリタイヤを目指すつもりであれば、転職なんて考えなかったと思う。まだまだ労働収入を得られなくなる、ということに対する恐怖心が強いのだろう。
きっと、この先もこの恐怖心を克服することは出来ないと思う。
現時点では、労働収入と不労所得の両輪を大きくしていくことに注力するのが良いと思っている。いつか、労働収入はもういいか、と思う時期がくればセミリタイヤすれば良いし、こなければ、勤め上げても良いと思う。