元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

インデックス投資信託に損切りはあるか

注意:備忘録的なメモ、まとまりはない。

 

 投資に向ける資産のおよそ55%を海外インデックス投資信託に割り当てることにした。先月末、さっそく証券会社の定期積立サービスを用いて、2つの投資信託を金額購入した。

 さっそく含み損が発生している。これを見て、果たしてインデックス投資信託には損切りはあるのだろうか?という疑問が頭に浮かんだ。

 

 インデックス投資

  1. 資本主義経済は基本的には右肩上がりである
  2. 「1」故に、株式市場も基本的には右肩上がりである
  3. 「2」故に指数も市場に沿って右肩上がりであること

といった資本主義への信頼をベースにし、

  1. 参加者が増えたことにより、市場の誤りを個人がつけこみにくくなった
  2. 手数料(確定した損失)での優位性を持ってパフォーマンスを下げない

ということを目的とした投資戦略だと思っている。

 

 これの下に、取得単価を引き下げるドル・コスト平均法や、バリュー平均法(岡本和久氏が提唱)といった投資戦術がある。

 

 ドル・コスト平均法

  1. 現金化する時点で上げ相場なら勝ち
  2. 現金化する時点までの下げ相場でも積み立てを継続する

という考え方だ。

 バリュー平均法はちょっと応用があり、

  1. 下げで多めに買い
  2. 儲かっているところで少し売る

という手法となる。詳細は『自分でやさしく殖やせる確定拠出年金最良の運用術』を参照。 

「確定拠出年金」最良の運用術

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 損切りの本質は、被害を広げないことだ。被害を最小限にして、残った資金でまた勝負する。市場に残り続ける。これが損切りの本質だと思う。

 であるならば、インデックス投資信託にも損切りはあると言えよう。