お盆は実家へ帰っていた。何気なくニュースを見るとトルコリラの暴落が報じられていた。もしやと思って調べて見たら、マルサさんが更新していた!やはり期待を裏切らない!
私も一時期、高金利通貨を買って金利でウハウハを妄想した時期もある(高金利通貨のリスクや円に変換した時の目減りなどは考えていなかった)。今回の帰省では、親父から「銀行金利が低くって仕方ないから、外国の高金利預金にでもした方が良いかもしれない」と言われた。
親父はニュースを一緒に見ていたはずなのに…。全力で止めておくように言った。退職金を紙切れにする人は多いよ、と言ったら止めておくと言っていたが、果たして…。
さて、マルサさんの記事は愛に溢れていると思う。口調は厳しいけど、「フリーランチはない」という経済の大原則とスワップポイントが発生する理由・そのリスクについて丁寧に説明されている。
今回失敗した人たちは、スワップポイントの知識が欠如していただけでなく、逆側の視点も欠けていたと思う。トレードが成立するには売り手と買い手が必要だ。自分が買った時、なぜ持っているだけで高金利が得られる通貨を売る人がいたのか。これに思いを少しでも巡らせていれば、避けることができたかもしれない。
今回の件は他山の石として家宝にする。