元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

2014年から2017年までの取引履歴

きっかけ

今、『賢者の投資、愚者の投資』(山崎和邦著)を読んでいる。

 

 この中で

 「利益の元も損の元もすべては自分の中にある。」

(プロローグ p17)

「自分自身を知らなければ株式投資は高くつく」

(第二賞 取引行為とリスクへの挑戦 p70)

 といったことが何度か述べられている。昨年から「投資哲学」を探しているが、ここで、そのヒントに出会った。

 

今回、改めて2014年から2017年までの取引履歴を各証券会社で確認し、うまくいった投資、失敗した投資を振り返った。

 

振り返って見て

 履歴:

行動・考え 結果
2014年 ピーター・リンチの本を読み、優良株と急成長株を買うことを目指す。
証券会社の窓口で毎月分配金を勧められて、購入する。この商品がヤバいことは山崎元
の書籍で知っていたが、買って見ないとわからないこともあるだろうと思い、購入した。
優良株と見ていた銘柄、急成長と見込んでいた銘柄で損失を出す。
投資ブログのコバンザメで買った銘柄は良い結果を出す。
成長株と見ていた銘柄、あまり株価が伸びなかったので、数千円の利益で売却する。
2015年 証券会社をネット証券に移す。インデックス投資を知り、eMAXIS、SMTなどのインデックス投資信託を購入する。NISAを始める。
NISAの枠内では配当と売却益が非課税とのことで、高配当株を購入する。
NISA枠で購入した高配当銘柄、株価の下落に耐えきれずに売却する。
インデックス投資信託はそのまま保有
2016年
インデックス投資よりも儲けたい、と思い再び個別株を買い始める。リンチ基準を重視する。ニッチ産業、シェアトップ、大株主が一族、地方といった目立たない株にも手を出す。
売却益、配当がそこそこ入った。まだ手仕舞いしていない銘柄がいくつかある。
2017年

 

 全体を通して、次のことがわかった。

  • 損切りはできている。塩漬け株は今の所ない。
  • 買ったのち、値下がりしてもしぶとくナンピンした銘柄で利益を出せていた。
  • 買ったのち、値上がりした株を買い増すことができていない。
  • 配当金、配当利回りで購入した銘柄では、常に痛い目を見ている。

 

よって、以下を徹底する。

  • 配当利回り」だけで買うのを避ける。
  • しっかりと調査し、ストーリー(購入した理由・前提)が崩れない限りは保有、買い増しする。
  • 基準とする株価に至ったら、一部または全部を売却して少し休む。
  • 含み損が8%になったら、機械的損切りする。
  • 損切りしてもストーリーに変化がなければ、買い直しする。