元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

いつまで働くの?

一年目の忘年会で40代後半の先輩社員(男性)から

 

「あと40年も働くなんて大変だね。」

 

と言われた。当時は、「はは、そうですね 笑」と返事をした。

 

入社当初、五年くらい勤めて出世できなさそうなら転職しようと考えていた。5年目の今、出世の道は狭くなったが、転職する気にはとてもなれない。

 

なぜなら、心の底では変化を恐れているから。

 

今、会社でやっていることは2、3の保守案件とネットサーフィン、ブログネタの考察、日経平均の推移を見守るくらいだ。

朝は7時半くらいに出社し、17時ころに退社する。家に着くのは18時ころで、そこから夕飯、読書、Youtube、風呂をすまし、22時ころには就寝している。

 

学生の頃や一、二年目は「変化を楽しめなくなったらおしまいだな」と考えていた。しかし、これは変化を経験した上でもった考えではなく、学生という立場や新卒一年目という安全地帯にいながら、そうありたいという「憧れ」で持った考えであった。

 

今は「変化を楽しまないと」「現状維持でもいいかな」という思いが半々だ。これは安全地帯から出たからだろうか。

 

「変化を楽しまないと」と思うから投資をしてセミリタイアを目指しているし、「現状維持でもいいかな」と思うから、たとえ暇な部署にいても転職や異動願いを出していない。

 

しかし、私はどこまでセミリタイアについて真剣に考えているのだろうか。単なる憧れ、月給をもらえるという安全地帯から眺めているだけなのではないだろうか。

どこまで本気なのか、自分でもまだわからない。 

 

結局私は「右手でしっかり掴みながら、左手で新しいところを掴みにいく」ようにしかできない人間なのだろう。よく言えば「保険をかけることができる。」「慎重」、悪く言えば「臆病」ということなのだろう。