今月から口座の割合だけではなく、現金・個別株・投資信託の割合も整理する事にした。財形は現金と似ているが、気軽に引き落とせるかが異なるので別項目にした。401Kは投資信託、J-Reitで運用している。
投資信託の内訳は国内・先進国・新興国のインデックス投信、J-Reitの投信で構成されている。
10月総評
資産は9月に比べるとプラス39万円で、592万円となった。資産の割合は現金と財形でおよそ50%、個別株・投信・401Kで50%となっている。もう少し現金の割合を減らし、個別株・投信を増やしても良いのかもしれない。
日経平均は日足や週足では上がったり下がったりしているが、一ヶ月の動きで見ると、10月頭には1万7千円台だったが、30日には1万9千円台となり、約2千円も回復している。
購入している個別株は買値から上がっているものが多く、これが総資産のプラスに大きく貢献している。
さて、投資を始めた当初はキャピタルゲインを狙っていたが、今年の夏頃からはインカムゲイン狙いでも良いかも…と気持ちが揺れている。
インカムゲイン狙いとするならば、今所有している個別株の中で利回りが低い or 配当金の絶対値が低い銘柄は売るべきだが、キャピタルゲイン狙いでは、まだ売りの基準(購入当時に考えていた基準)に至っていないので所有することになる。
値上がりしている時は先延ばしで問題ないのだが、値下がりしている時は精神的に苦しくなる。どういう目的で投資を続けていくのか、その目的を達成する為にはどういう方法が効率的で成功する確率が高いのか、この土日で答えがでるかわからないが考える。
30日の日銀金融政策決定会合では黒田バズーカが発射されなかった。消費税増税以降、物価は上がっておらず、企業の投資も増えていないようだ。金融政策だけで全てが解決するわけではないが、インフレ期待を市場に持たせることは景気によい影響を与えるし、今後好景気にするためには必要だ。
マクロ経済学的には金融政策と同時に財政政策も行う必要がある。財政政策とは具体的に言うと補正予算をつけることだ。
一説には10兆円とか5兆円必要だと言われているが、政府は3兆円と決定した。何兆円が十分なのか私はよく理解していないが、予算を積み上げるだけではなくきちんと執行することが大切だ。金をつけても何もしない、というのであれば何の意味も無い。政府と役所には予算の確実な執行を期待する。
最後に、年初に多くのエコノミストが予想していた「日経平均2万1千円台」はぎりぎり射程圏内に入ったと思う。到達するかはわからないが、前月より期待している。
日銀の金融政策決定会合については以下を参照
金融政策決定会合の運営 :日本銀行 Bank of Japan
企業の投資状況については以下を参照