ITインフラ系エンジニアの日記

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ハラスメントについて話し合った その2

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先日アップしたハラスメントに関する記事の続きだ。

課員の中には50代の人もいる。というか、50代がメインである。そのため話し合っていて、私と価値観がかなり異なる事がわかった。これは非常に興味深く、そして有意義であった。

さて、議論はパワハラのケースをメインに行われた。

ケースでは前提条件があまり詳細でなかったり、言い分が一方的であったりするので中々判断が難しいと言う課員が多かった。しかし、実際にハラスメントが発生したとして、人事部へ報告したとしても端から見ればこんなものだろうし、ネットや新聞なんかで見聞きするケースも、情報量としてはだいたいこんなものだろう。実際にどうだったのかはその場に居た人や当事者しかわからない。
その上で議論が開始された。

私はどちらかと言うと新人A君の立場に同情的であった。度々叱責を受けると軽いパニック状態になって、普段ではあり得ないようなミスを連発してしまう経験があったし、現にそういう人が今身近にいるからだ。もちろん、上司のBさんの言い分もわかる。

教育係と話し合っていたとは言え、A君のことよりも優先すべき仕事はあるだろうし、その中でマネジメントするのは大変だろう。もちろん、それを含めて仕事だと言われればそうだろうが、現実は厳しい。

私は

「A君はパニックになっていたのではないか。上司のBさん、教育係のCさんと三者面談なんかをして話し合っていれば、少しは変わったかもしれないですね。」

と言った。50代の先輩社員たちからはこんな意見が出た。


  • そもそもミスの多いAに会社に損害を与えるような仕事を与えるのが間違い。
  • 馬鹿とかは昔は当たり前だったけど、今はそういうのが許されない時代ということを認識すべき。
  • でも○○さん、未だにバカとかつかえねーとか言ってますよね 笑
  • 俺のは口癖だから 笑

  • 最近、新人に限らず20代の社員が何を考えているのかがわからない。
  • 昔は一体感があった。
  • 昔一体感があったのは、社員が平均的に若かったから。歳の近い上司と部下であれば価値観もそうは変わらない。親子や下手すればそれ以上に離れた人との上下関係は「昔のなじみ」みたいにはいかない。
  • 内の会社はもう操業から50年近く経っていて、若い人同士、具体的には新人〜5年目、中堅、ベテランの間で意思疎通が断絶していると思う。
  • そういえば、自分の子供とあまり話す機会って無いな。
  • 年寄りは年寄りでまとまった方がハラスメントは起きないかも 笑
  • でも、それだと後継者の育成ができなくなって会社が続かない。

  • 若い人ってそんなに会社に忠誠心無いでしょ。それがわからない。
  • 自己実現の方法を自分で見つけないといけないって思い込んでいるからではないか。与えられた仕事を通じて自己実現や自己表現出来ると思うけど、違うのかな。
  • ゆとり教育っていうのと、不況だったからじゃない?昔見たいに仕事やお金に対する欲望が薄まった?

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途中からスタディケースからは話が逸れてしまったが、世代間でさまざまな意見があることがわかり、非常に有意義であった。
50代の先輩社員たちは会社や仕事に対してまさしく人生を賭けている、と感じた。一方、私は未だ人生を賭けるほど熱中できていない。仕事は仕事、プライベートはプライベート、といった感じだ。

新鮮だったのが、上の世代の人たちも若手とのコミュニケーションに悩んでいるということだ。なんとかコミュニケーションを取ろうとしても距離感を測りきれていないようだった。私は話しかけられるのは嫌いじゃないが、同期や後輩の中には緊張して話せない、昔ばなしばかりするから話したく無い、という者もいる。

上の世代と下の世代の共通の話題と言えば仕事くらいなのだが、その仕事に対する姿勢・価値観が違う。その結果、なかなか話が合わない。合わないから話をしなくなる。話をしなくなるから、相手の事がわからない… …といった悪循環に入っている。良い方策は… …わからない。

また、ハラスメントについて言えば、相手がハラスメントだと思ったらそうなる、ということを残念ながら意識しなければならない。しかし、これも行き過ぎると、本当に無機質な職場に成ってしまいそうで残念だ。