銘柄分析の時、決算短信のどこを見るか
投資をするかどうかを判断する際、決算短信を確認してくことにした。決算短信で何を見るのか。
「成長性」「収益性」「安定性」の三つを見ていくつもりだ。
銘柄分析の際、成長性をどう計るか
「成長性」は複数年の売上高がどのように推移しているかを見ることでわかる。
年平均成長率という計算方法がある。wikipediaによると
年平均成長率(ねんへいきんせいちょうりつ、Compound annual growth rate, CAGR)とは、指定した期間に亘る成長率から、1年あたりの成長率として算出した幾何平均のことである。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B4%E5%B9%B3%E5%9D%87%E6%88%90%E9%95%B7%E7%8E%87)
開始時点をどこにするかによって値が変わってしまうのだが、私は直近五年で計算することにしている。
根拠は無い。
あとは2008年のリーマンショックでどれくらいだったのかを見ることもある。
銘柄分析の際、収益性をどう計るか
「収益性」は売上高営業利益率や純利益率、あるいは一株あたり純利益(EPS)で計ることができる。
売上高利益率、純利益率を計算する。率が低くてもあまり気にしない。
EPSは通期予想、あるいは中期経営計画(中計)に対してどれくらいの進捗なのか、を見る。
銘柄分析の際、安定性をどう計るのか
「安定性」は自己資本比率、総資産利益率(ROA)、自己資産利益率(ROE)で計ることができる。
自己資本比率は50%以上あることが好ましいが、50%以下でも投資対象となる。
ROA,ROEは基本的にはどちらも高い方が良い。しかし、ROEについては自己資本が低い(分母が小さい)ために、結果が高くなっていることもあるので、注意が必要だ。