元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

腹が減っては戦はできぬ

 先日、休日出勤で某県のデータセンターで仕事をしてきた。仕事の内容はAシステムとBシステムを繋ぐネットワーク切替のテストだった。

 Bシステムの機器が今年中にEOL(End Of Life:製品のサポートやその他サービスを終了すること)となるため、更改することになったために、今回の切替作業が必要となった。私はAシステムの担当として参画している。Bシステム側の新ネットワークの機器はすでに構築されているので、当日は

  • Aシステムのネットワーク機器のポートに設定を入れる
  • arpキャッシュを削除する
  • 物理的に線を付け替える
  • 疎通確認をする
  • テスト後、元に戻す

といったことを行った。

 こちら側の作業は予定通り終了したのだが、Bシステム側で不具合があったらしい。らしいというのは、Bシステム側の担当者が混乱していて、状況がわからなかったからだ。

 

 新人の頃、OJTから「ネットワークエンジニアは待つのも仕事」と言われたことがある。今回はまさに待つことが仕事だった。結果的に3時間ほどサーバー室で待機した。

 おかげさまで、昼飯は食い損なったし、空調で体が冷え切ってしまうしで大変だった。結局、元に戻すように連絡がきたので、仕事は終わった。果たしてこの「戻し作業」が通常通りの作業だったのか、それとも何かあった場合の「切り戻し」だったのかは不明だ。

 

 帰りの電車内は悲惨だった。疲れていたので眠りたかったのだが、夏休み明けで帰宅する家族づれで騒がしかったため、眠れなかった。乗り換えの駅についたとき、そこで飯を食って帰るか、それともさっさと乗り換えて、家の駅で飯を買って帰るかで悩んだ。

 結局、結論は出なかった。考えるのがめんどくさくなってしまった。その後は、一食、食い損なったのが惜しくて惜しくてたまらなくなって、イライラしていた。

 

「飯を食うという楽しみを奪いやがって…ふざけんな!」

 

 腹が減っていると、普段は気にしないようなことにイライライするだけでなく、「思考力」と「決断力」がなくなる。これは非常にマズい。考えることができないので、行動が衝動的になる。決断することができないので、もやもやとしたストレスを抱えることになる。

 昔、こんな記事を書いていた。

 

ring-bell.hatenablog.com

 

 今回改めて空腹はいかん、と認識した。よくよく考えてみると、食事に行くチャンスはあったような気がする。こちらから執ように連絡して、

「一時間くらい、休憩入れても良いですか?携帯は持っていきますので。」

 とか言っておけばよかった。

 当時は遠慮したり、めんどくさがっていた。今後は遠慮せずに連絡しよう。