少しずつ生活を向上させていきたい
三連休、商店街を散歩しているとふと「少しずつ生活を向上させていきたいな」と思った。
バブルの真っ盛りでは、ベアが当たり前で、給与は去年よりも今年、今年よりも来年良くなるのが当たり前だったとのこと。生まれた時にはまだ少しバブルの残り香がただよっていたが、両親は公務員のため大してバブリーではなかった。うちはお金が無い、公務員は給与が低いとバカにされる、という親の愚痴を聞いて育った。
小6くらいか、中学生の頃には公務員は給与が高いと言われる、と愚痴っていた。
そんな家で育ったからか、世間的には倹約家の方だと思う。今年に入って、株が順調で総資産が1千万円を越えた。自分の中で一つの山を越えた感じがあり、ちょっと余裕が出てきたから、「生活を向上させたい」と思ったのだろう。
※こんなに楽観的になるということはバブルなんだろうな、と思う。
さて、お金を使う方向で向上させていくのか、それとも節約する方向で向上させていくのが良いか。迷っている。節約する方向だとすぐに我慢することを考えてしまう。節約ブログを見ると、我慢しなくても節約できる方法がいくらでも書かれている。
しかし、それを実行するのがちょっと難しい。めんどくさいと思ったり、ついいつも通りの買い物をしてしまったりする。
お金を使う方向に行っても、物欲はあまり無いので、ほとんど食費になるだけだ。食事も外食はあまりしない。中食でちょっと良いものを買うくらいだろうか。
ということで、まずは中食でちょっと良いものを食べるようにしようと思う。
人間の欲求はマズローによると五段階ある。中食をちょっと良くするのは最下層の「生理的欲求」だ。これが満たされれば、次は「安全欲求」、住むところとかだろうか。そして「社会的」「尊厳」「自己実現」となる。
一つずつ段階を進めていくことにしよう。
ポンチ絵のすすめ
ネットワークエンジニアに限らず、図で物事を説明したり整理したりすることは非常に効果的だ。自分の理解度がわかるし、相手との認識合わせにも便利だ。
ネットワークでは、論理的な構成と物理的な構成が必ずしも一致しないし、最近ではクラウド化、仮想化がすすんでいるため、ますます図が重要になる。
コンフィグがあれば、そこから構成図を頭に浮かべることができるが、クラウドサービスを使うと、コンフィグが見れないことが多い。また、ネットワークを仮想化すると、コンフィグを読み込むだけでも時間がかかる。
設計書等に残す「物理構成図」「論理構成図」はVisioなんかを使ってしっかり作り、かつ、将来の拡張に備えてメンテナンス性の高い図が書けると良い。
設計書があればポンチ絵なんかいらないのでは?という意見もあるだろう。
しかし、ちょっとした打ち合わせや、引き継ぎ、設計書の頭出しなんかでは「ポンチ絵」が役に立つ。ポンチ絵はホワイトボードや裏紙なんかにささっと書く。必要な情報だけを書くので、目的が明確になっていないと書けない。
絵心がなくても、丸と四角と矢印だけで表現できる。ネットワークスペシャリストの午後問題か、それよりもちゃっちい絵で十分なことが多い。
そういえば学生の頃、古文を勉強したときも先生からポンチ絵を書くように言われた。センター試験なんかでは古文の問題で、題名の後にどの場面かの説明があった。それと文中の名詞(人名や地名)を手がかりに、まずは場面を絵にしろ、というものだった。
これは結構役に立った。問題文の横に書いておくことで、採点後の振り返りで自分が思っていた場面と、実際の場面との差異が浮き彫りになる。大抵、点数が悪いときは登場人物と地名が間違っているものだった。
たかがポンチ絵、されどポンチ絵ということだ。
もう一歩、健常者の側から歩み寄る努力が必要ということか。
バニラ・エアの問題(車いすの人がタラップを這い上がろうとした)が色々と議論を読んでいる。ネット上で色々と記事を読んでいると、日本には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/law_h25-65.html )
という法律があることを知った。
この法律の目的はこのように書かれている。
(目的)
航空会社としては、「事前に連絡して欲しい」と公開しており、連絡があれば対応するということで、障害者でも航空機を使えるように配慮していた。が、今回は事前連絡がなかったという。
「相互に人格と個性を尊重し合」うということは、一方の都合を押し通すことではない。今回の場合、航空会社の側は一歩、歩み寄っていたように思う。その歩み寄りが足りないというのか。
車椅子の人も、もう一歩、歩み寄れば良かったのではないか。「他の航空会社では事前連絡が不要だった」と言っていたが、だから?という感想しか無い。しかも、タチの悪いことに、事前連絡の必要は知っていたという。
テクノロジーが発達すれば、きっと車椅子のまま座席まで行けるようになるんだろうけど、まだそこの域には達していない。となると、人手に頼るしか無い。わざわざ事前連絡が欲しいと言っているということは、人を準備する必要があるからではないか。
そこまで察するのは難しいのだろうか。そこまで察してもらうことを要求するのは、差別なのだろうか。
障害者がこれまで苦労してきたこ歴史はあるのだろう。電車に乗る時、タクシーに乗る時、バスに乗る時などなど、様々な場で我慢をしてきたのだろう。
しかし、健常者はどこまで障害者に歩み寄らなければならないのだろうか。際限無く健常者からのみ、歩み寄ることが「相互に尊重する社会」の実現につながるのだろうか。
今回の問題は
車椅子の人「事前連絡をしていなくてすみませんでした。これからは事前連絡します。でも、事前連絡が無くても対応できる体制が整っていると、とても助かります。ぜひ検討して下さい。」
航空会社の人「こちらも臨機応変に対応できる体制が整っておらず、すみませんでした。改善策を講じます。」
で良いんじゃないかと思う。実際、航空会社の側は対応する予定があったみたいだし…
手取り20万円を越えると生活が楽になる。
以前も書いた気がするが、手取りが20万円を越えると生活がとても楽になる。
家賃が6万2千円、水道電気ガスが6千5百円、携帯代が2万6千円、カード支払いが3万6千円、食費が2万4千円、合計で月約15万円の支出となる。投資を始めた2014〜15年は手取りが18〜19万円くらいだった。
ここから8〜10万円を天引きしていたので、毎月5〜7万円の赤字を垂れ流しながら生活していた。幸いなことに、2011〜2013年までの貯金が300万円あったので、これを取り崩しつつ、ボーナスでなんとか黒字にして、爪に火をともすような生活をしていた。
ご祝儀は1万円、飲み会は行かず、酒を止め、おかしも買い食いも止めた。とにかく種銭を作ることに専念していた。
2016年からは手取りが20万円を越えるようになり、月々の赤字は大分減り、黒字になる月もあった。とはいえ、まだまだ満足してはいけない。資産をもっと大きくして、不労所得をもっと大きくする道のりはまだ遠い。
百里を行く者は九十里を半ばとなす。まだまだ半ばにも到達していない。ようやく一歩を踏み出したところだ。