ITインフラ系エンジニアの日記

ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のことなどを綴ります。

『賢者の投資、愚者の投資』山崎和邦著

 

 夏頃からこの本を読んでいた。

著者は

 すべての投資、生産活動は投機である

と述べている。この考え方は『マネーの公理』と近いと思う。

マネーの公理では、すべての投資は投機であると述べられている。投機とは経済現象の中で機に投じること。会社の設備投資はもちろん、日々の買い物での決断も考え方によっては「投機」といえる。

 

本書で述べられている手法を一言で言えば、「大底で買って天井圏で売る」、だ。これは誰でも思いつくことであるが、実践は難しい。まさに言うは易し、行うは難しである。

世間も自分も弱気の中、買いに向かうのはとても勇気のいることだ。これは最近の急落で実感した。下がっている間は、底が見えなくて怖い。上がり始めると、また下がるのではないかと思い、これまた怖い。

この恐怖をどう乗り越えるか、これが今後の課題だ。

2018年10月の資産状況

実績

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総評

前月比で△5%、金額にして約100万円下がった。

いくつかの銘柄は利益確定していたのだが、下がったところで買ってもいた。結果として、底値だと思ったところがまだ底ではなかった、ということになった。

 

今年の冬はボーナスが少ないらしい。やはり給与だけに頼る生活は危険だ。給与と副収入のバランスを整えなければならない。そのためにはストックを積み上げなければならず、今は積み上げる時期だと思って投資している。

 

買ったそばから下がるという状況だったが、仕事が忙しかったのが不幸中の幸いか。あまり日々の株価を見ることがなかったので、狼狽売りはしなかった。

 

8月から厳しい状況が続いているが、これまでが良すぎたのだ。長い人生、こういう時もある。今は種銭を勇気を持って株に変える時期だ。11月に決算のある企業に注目し、積極的に買っていこうと思う。

 

2018年9月〜10月家計簿

実績

2018年家計簿
10月
実績
収入
給与 ¥238,500
残業代 ¥44,356
手当 ¥34,000
その他 ¥41,760
天引き
税・社会保障 ¥71,921
財形 ¥20,000
手取り   ¥266,695
貯蓄 投資用 ¥60,000
支出 家賃 ¥62,000
  電気 ¥3,119
  ガス ¥831
  水道 ¥0
  携帯 ¥24,561
  食費(現金払い) ¥10,700
  交際費 ¥11,420
  交通費 ¥4,000
  医療費 ¥2,970
  カード ¥102,349
  その他 ¥4,380
収支   -¥19,635

総評

出張費の出費があったが、きちんと経費精算できたのでトントンになった。

お弁当効果は少しずつ出ていると思う。ただ、どうしても休日の外食はやめられない。それほど高額な外食はしていないが、800円も4回やれば3,200円となる。

塵も積もれば、なんとやらだ。

 

異動した。

サラリーマンにとって、給与の次に重要なもの、人事異動。一昨年あたりから話はあったが、ついに異動することになった。

これまで5年近くお世話になったお客様先から、ついに本社へ戻ることになった。

 

思い返せば入社2年目の夏、配属されて1年経った頃だ。パワハラクソ野郎に潰されかけていたところを、お客様に拾っていただいた。課長も物理的に距離を置いて療養させたいと思っていたのも、タイミングがよかった。

トントン拍子で客先常駐となり、いつの間にか5年近く経っていた。

 

当時の部門は解体され、新しい名前になった。当時の課長は副部長に出世し、当時のパワハラクソ野郎は部長直轄チームに入っていた。漏れ聞いた話では、若手が誰もパワハラ野郎の下に行きたがらなかったので、部長直轄チームに入ったとのこと。

 

私も、本社に戻る際に当時の課長に

「わがままを承知で言わせてください。あの人と一緒に仕事はしたくないです。」

と伝えておいた。

 

新しい環境での仕事は不安もあるが、楽しみもある。せっかく本社に戻ることになったのだから、しっかり仕事をこなしたい。

最近読んでいる本

 

TCP/IPによるネットワーク構築〈Vol.2〉―設計・実装・内部構造

TCP/IPによるネットワーク構築〈Vol.2〉―設計・実装・内部構造

 

 

1995年発刊とかなり古い本だ。買ったのではなく、会社の資料室で処分対象になっていたところを引き取った。

内容はxinuというUNIXベースのOSでどのようにTCP/IPを実装しているか、Cコード付きで解説している。C言語を学んでいたので、記載されているコード(カーネルコード)を読むことができた。タイミングがちょうどよかった。

 

大学院生の教本を意識しているため、各章の最後に練習問題がある。これがかなり難しい。まともに答えられる問題はほとんどない…

 

TCP/IPの仕様や動作は知っているが、どのように実装されているかについては全く知らなかった。これを読むと、カプセル化やルーティング、そして各レイヤーをOSでどのように分離し、連携しているのかといった、ネットワーク技術の基礎についてより理解が進む。

 

ネスペの問題では、最近流行り(もう下火?)のSDNやOpenFlowでARPについてよく問われる。ARPの動き自体は単純だが、それを実装するとなると以外に難しい。受験する前にこれを読んでいたら、もっと簡単に解けたかもしれない。

 

95年から現在まで、本質的なところはほとんど変わらないまま続いていることに驚愕した。それだけ、多くの天才がしのぎを削って標準化したのだろう。先人たちの努力と叡智に圧倒される。

2014年から2017年までの取引履歴

きっかけ

今、『賢者の投資、愚者の投資』(山崎和邦著)を読んでいる。

 

 この中で

 「利益の元も損の元もすべては自分の中にある。」

(プロローグ p17)

「自分自身を知らなければ株式投資は高くつく」

(第二賞 取引行為とリスクへの挑戦 p70)

 といったことが何度か述べられている。昨年から「投資哲学」を探しているが、ここで、そのヒントに出会った。

 

今回、改めて2014年から2017年までの取引履歴を各証券会社で確認し、うまくいった投資、失敗した投資を振り返った。

 

振り返って見て

 履歴:

行動・考え 結果
2014年 ピーター・リンチの本を読み、優良株と急成長株を買うことを目指す。
証券会社の窓口で毎月分配金を勧められて、購入する。この商品がヤバいことは山崎元
の書籍で知っていたが、買って見ないとわからないこともあるだろうと思い、購入した。
優良株と見ていた銘柄、急成長と見込んでいた銘柄で損失を出す。
投資ブログのコバンザメで買った銘柄は良い結果を出す。
成長株と見ていた銘柄、あまり株価が伸びなかったので、数千円の利益で売却する。
2015年 証券会社をネット証券に移す。インデックス投資を知り、eMAXIS、SMTなどのインデックス投資信託を購入する。NISAを始める。
NISAの枠内では配当と売却益が非課税とのことで、高配当株を購入する。
NISA枠で購入した高配当銘柄、株価の下落に耐えきれずに売却する。
インデックス投資信託はそのまま保有
2016年
インデックス投資よりも儲けたい、と思い再び個別株を買い始める。リンチ基準を重視する。ニッチ産業、シェアトップ、大株主が一族、地方といった目立たない株にも手を出す。
売却益、配当がそこそこ入った。まだ手仕舞いしていない銘柄がいくつかある。
2017年

 

 全体を通して、次のことがわかった。

  • 損切りはできている。塩漬け株は今の所ない。
  • 買ったのち、値下がりしてもしぶとくナンピンした銘柄で利益を出せていた。
  • 買ったのち、値上がりした株を買い増すことができていない。
  • 配当金、配当利回りで購入した銘柄では、常に痛い目を見ている。

 

よって、以下を徹底する。

  • 配当利回り」だけで買うのを避ける。
  • しっかりと調査し、ストーリー(購入した理由・前提)が崩れない限りは保有、買い増しする。
  • 基準とする株価に至ったら、一部または全部を売却して少し休む。
  • 含み損が8%になったら、機械的損切りする。
  • 損切りしてもストーリーに変化がなければ、買い直しする。

2018年9月の資産状況

実績

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総評

前月比で△2.4%、金額にして約20万円の下落だった。いくつかの銘柄を損切り、利確したので、下落を抑えることができた。

過去を見返してみると、2ヶ月連続で下落したのは初めてだった。

 

手仕舞いをしてから、買いたい銘柄があまりない。興味のある銘柄はあるけれど、どれも高すぎるように見えてしまう。恐怖心もある。

今は、マクロ経済的には良い状況だけど、自分にとっては一休みするタイミングなのだろうと思う。「休むも相場」ということで、相場から付かず離れずの距離を保ちながら、冷静に銘柄物色をしていく。