元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

OJT #1

5月から私の下に1名、新人が配属された。現場は客先常駐のSESだ。2ヶ月は無償で、3ヶ月目からの有償化を目指している。

GWが開けた5月9日、遅刻。現場は駅からバスを使うため、バスの遅延か乗り場がわからなかったかと思ったが、寝坊とのこと。

 

1週目はメンバーへの紹介、現場ルールの説明、7月有償化に向けた取り組み設定を行った。このご時世、大々的な歓迎会はできなかったが、私とメンバーを含め3名で食事会に行った。

 

5月最終週、5月の目標について報告をうける。達成した目標は5分の1だった。未達成だった目標をどのように達成するか、一緒に検討。

その間、部長・副部長と面談。「ぼんやりしていて危うい。5月目標を達成できなかった原因分析と対策立案が甘い」との評価。

 

先週一週間は新規のタスク依頼を停止し、5月目標未達の原因分析と対策立案に費やした。月曜日に報告予定。つきっきりで指導したが、遅々として進まない。悪いスパイラルに入ってしまっている感じがする。

 

未達目標の内、基本情報技術者試験の過去問で正答率60%取得と不明用語をまとめた用語集作成のIT知識に関する点は、特に頑張って欲しい。

 

今の時代に合わない考え方かもしれないが、業務外での自己研鑽があまりにも甘い。会社の戦略が高単価の客先常駐であるため、顧客は社員以上の能力をもった即戦力を期待する。

新卒で、学生時代にIT系の学部でない人間がそのまま受け入れられるほど甘い世界ではない。この1ヶ月で厳しい世界であることをわかってくれたら、それだけでもOJTの意味はあったと言えるだろうか。