気がついたら転職して1年が経っていた。転職のきっかけ〜現在までをざっくりと振り返ってみた。
転職のきっかけ
転職のきっかけは部内異動だった。2年目から約8年間、一つのお客様先に常駐して情シスサポートをしていた。今後はここで培ったスキルを活用して、保守改善の提案営業や他業種のSIを経験したいと思っていた。
異動後、最初の案件は文教系のコンサル・PMI案件だった。この仕事がターニングポイントだった。
自分の力が通用することを実感できた。また、一緒に働いた先輩からもコンサルに向いているとの言葉を貰えた。
この経験からコンサルを目指し、転職活動を始めることにした。
転職活動
転職活動は大手転職エージェントとコンサル特化のエージェントの2つを使った。結果、コンサル特化のエージェントのサポートにより、コンサル会社に転職することができた。
学生時代以来の転職活動で、模擬面接は最初はボロボロで、今思い出しても赤面してしまうくらいひどかった。しかし、恥を忍んでせっせとエージェントと模擬面接をし、裏でSPI・Webテストの勉強をした。
結果、売り手市場だったこともあり、2社からオファーをもらい、年収もポジションも高かった1社に入社した。
年収は約2倍になった。前職の年収が低かったこともあるが、一気に倍になるとは思わなかった。外形的には大成功と言えるだろう。
転職の結果
1.入社〜半年
入社早々、SIerのPMO案件に入った。PMOといえどもドキュメント管理・マネジメント補佐ではなく、実際に汗をかくポジションだった。
初案件で、下に新卒2年目が1名つくだけの状況だったが、なんとかやりきった。この時、社会人になって初めて深夜まで家で働いた。この時の働き方はちょっと異常だった。寝ている間も仕事のことを考えており、明け方のまどろみの中でもタスクを頭の中で考えていた。
なかなか大変な環境だったが、この現場で知り合った他社の人とは今でも連絡をとっている
。コロナが治ればまた飲み会する予定だ。
2.半年〜現在
最初の現場を半年で抜け、次の現場へいった。ちょうどコロナによる緊急事態宣言が発令されるかどうかの瀬戸際の頃で、1ヶ月でリリースとなった。実際にお客様と顔を合わせることはなく、出社も8営業日くらいしかしなかった。
そんな中でもしっかりと成果を出した。5年前に作成された稟議審議委員会のガイドラインの修正点と修正例を提示できた。お客様の声は聞けていないが、社内に残った人からは、短期間でここまでやってくれてありがたかった、とのお言葉をいただけた。
5月はほぼ休みで、スクワットチャレンジとかをしていた。健康的な生活を送ることができ、せっせと貯蓄してセミリタイアするんだ、と決意を改めた。
今は3つ目の現場にいる。また文教系だ。コンサルになって文教系に携わりたいと思っていたので、渡りに船、であった。
期待される役割が前職とはまた別なので、新鮮な気持ちでやっている。