元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

『仁義無き戦い』シリーズをAmazonプライムで観た

任侠映画は組の関係がぐちゃぐちゃになる。
だからノートに山守組、打本組…などとメモをしながら観た。組織と人物の相関が分かると、演技の迫力がまた違う。

この2〜3日間で一気に見たので、しばらくは頭の中が広島弁でいっぱいだ。

投資の基礎体力をつける_FPG

投資は200%自己責任で。

平成29年度第1四半期決算短信
・結論
20%の成長は期待できなくなったかもしれないが、10%程度の成長はまだ見込めるのではないか。
株価調整局面で買い増し。

・業種、事業内容
株式会社 FPGは、通常のオペレーティングリースレバレッジドリースの投資効果に不満のある方、大きな額をお考えのお客様向けに、FPG独自の組成能力により、航空機リース・コンテナリース、船舶リース等、お客様に最適な金融商品をご案内しております。

・お金の集め方
短期借入金:23,484,900千円
1年内返済予定の長期借入金:2,623,392千円
長期借入金:6.344,518千円
社債:800,000千円
コーマーシャルペーパー:4,500,000千円
1年内償還予定の社債:300,000千円

利益剰余金:14,323,548千円
自己資本比率:23.9%

・投資先
現預金:16,198,165千円
商品組成金:43,819,703千円
組成用不動産:1,323,551千円

・利益を上げているか
純利益:2,227百万円(46%)
売上高:4,743百万円 粗利:4,192百万円(88%) 営業利益:3,020百万円(63%)
経常利益:3,240百万円(68%)

ROA:2.4%
ROE:13%
EPS:24.76円

・過去五年間の成長率
61.14

・その他
売上高、純利益共に前年同期比でマイナスのスタートとなった。
組成金額は増えているが、伸び率は鈍化している。また、その進捗が芳しく無い結果となった。

ただ、営業外収益が伸びていること、各セグメントは黒字で推移していることはプラス要因。
急成長期から安定成長期へとステージが変わったのかもしれない。
参入障壁の高い業界であることを考えると、それでも良いかもしれない。

投資の基礎体力をつける_「投資は自己責任で」について

よく「投資は100%自己責任で」と言われる。

私は「投資は200%自己責任で」と考えている。なぜ200%なのか。
買う時の判断で100%、そして売る時の判断で100%、合わせて200%という考えだ。

どんなポジションを取ったとしても、いつかはポジションを解消する時がくる。どちらのときも100%自分の責任で判断しなければ悔いが残る。ということに最近気がついた。

投資の基礎体力をつける_日本電技

投資は自己責任で。

平成29年3月期  第3四半期決算短信
・結論
今期決算は良さそう。
ホールド。調整タイミングがあれば買い増し。

・業種、事業内容
日本電技では、計装技術をいかして、空調システムのコントロール、設備、管理、監視、メンテナンスからアフターサービスまでご提供しています。また、ビルの管理や監視、物流システムの開発、設備などもご提供させていただいております。

・お金の集め方
借入金:0円
支払手形・工事未払金等:3,618,466千円(前年同期比−976,292千円)
未払費用:744,249千円(前年同期比−1,028,265千円) 利益剰余金:16,022,217千円

・投資先
現預金:4,755,103千円
受取手形・完成工事未収入金等:4,365,295千円
有価証券:4,704,839千円
未成工事支出金:6,800,834千円

・利益を上げているか
純利益:397,612千円(2.6%)
売上高:14,795,567千円
粗利:4,231,223千円(28%)
営業利益:565,249千円(3.8%)
経常利益:607,887千円(4.1%)

ROA:1.4%(今期予想は7.3%)
ROE:2.3%(今期予想は11.6%)
EPS:49.16円(今期予想は244.78円)

今期EPSが244円とすると、PER10倍で2440円、20倍となれば4880円。だけど、PER20倍になるような材料はあるか??増配のペースを上げるか、ビルメンテナンス需要が急増するとか?前者は見込み薄い。後者は東京再開発で需要増が見込まれる。

・過去五年の成長率
6

・その他
売上が第4四半期に集中する中、第3四半期で黒字となったのは良い知らせと思われる。
受取手形・完成工事未収入金等が前年同期比でおよそ半減している。

11月に業績予想の引き上げを実施している。第4四半期に売上が集中する。会社予想では、あと12,705百万円上乗せされる予定。
昨年度は第3四半期から第4四半期にかけて、13,719百万円上乗せがあった。今期も同じくらい上乗せがあるとすると、28,514百万円となる。この値は会社予想を1,014百万円上回る。
工事未収入金の回収率は昨年度を見ると約14%となる。今期も同じくらいとすると、896百万円の回収となる。これを実現できれば、

12,705+896=13,601

13,601百万円の上乗せが考えられる。 とすると、28,396百万円となる。当たるかどうかはわからないが。
さらに予想(妄想)をすすめる。今期予想の売上高純利益率は7.2%だ。先ほどの売上高28,396百万円から、純利益は2,044百万円となる。
このときEPSは255円。PER10倍なら2550円となる。

借り入れに頼らない経営は良い。一方、きちんと回収できないと、仕掛け金がまるまる損失となり、困ったことになる。

2017年1月の資産状況

資産トレンド

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総評

970万円だった。1000万円の大台まであともう少し!

日経平均は19000円台で行ったり来たりしている。時折、18000円台になったこともあった。

トランプ大統領就任による影響、個人的にはポジティブな影響だった。

1月末〜2月中旬までは所有銘柄の決算ラッシュだ。休日を利用してしっかり決算短信に目を通し、基礎体力の向上に努めたい。

投資の基礎体力をつける_日本エスコン

投資は自己責任で。

平成28年第3四半期決算短信

・結論
配当政策は魅力的。
中計では自己資本比率を高めていくと謳っているが、実現できるだろうか。
中計に載せたEPSを達成するにはあと3期で1.29倍、売上高を増やさなければならない。過去五年の実績からして、可能と判断。

実現すれば、PER7倍で525〜1275円となる。

・業種、事業内容
日本エスコンは、分譲マンション・商業施設等の企画・開発・販売事業及び保有物件における賃貸事業、プロパティマネジメント事業ならびに不動産関連業務受託、企画、仲介、コンサルティング事業を展開しております。

・お金の集め方
短期借入金:2,546百万円
1年内返済長期借入金:13,516百万円
社債:150百万円
長期借入金:40,638百万円

・投資先
現預金:4,668百万円
販売用不動産:5,259百万円
仕掛け販売用不動産:40,545百万円
建物:5,418百万円
土地:17,864百万円

・利益を上げているか
純利益:2,059百万円 11.9%
売上高:17,198百万円
粗利:4,824百万円
営業利益:2,342百万円 13.6%
経常利益:1,627百万円 9.4%

ROA:2.6%
ROE:13%
自己資本が低いからROEが高いのではないか。

EPS:30.74円
通期で47.77円としているが、中計では3期後に75〜85円にすると書いてある。EPS75円の時に必要な純利益は5,290百万円となる。

75=X÷70百万株
X=75×70百万株
X=5,290百万円

売上高純利益率が12%とすると、この時の売上高は42,416百万円となる。今期の予想が32,700百万円なので、ここから1.29倍伸びる必要がある。

・過去五年の成長率
31.42

・その他
配当政策は原則減配無しとしている。長期安定株主を欲しているようだ。
2008年のリーマンショックの影響をもろにうけて地獄を見ている。

自己資本比率を高める政策がどの程度本気で取り組まれているか、期末のCSで要確認。

投資の基礎体力をつける_第一カッター興業

投資は自己責任で。

平成29年6月期 第1四半期決算短信

・結論
自己資本比率高い、ROA,ROE共に高い。
減益予想だが、オリンピック特需、インフラ修繕のチャンスを待つ。

・業種、事業内容
ウォータージェット工法やダイヤモンド工法の技術を駆使して、様々な現場の問題を解決する「第一カッター興業株式会社」のオフィシャルサイトです。

・お金の集め方
1年内返済予定の長期借入金:87,491千円
長期借入金:69,367千円

・投資先
現預金:3,627,734千円
売掛金:89,556千円
建物:800,598千円
機械:2,610,343千円
工具:74,925千円
土地:1,606,019千円
有価証券:204,907千円

・利益を上げているか
純利益:222,946千円 7.5%
売上高:2,953,328千円
粗利:925,684千円
営業利益:611,254千円 10%
経常利益:327,428千円

特別利益が16,700千円あるにもかかわず、四半期純利益が前年より80,998千円も落ちている。

ROA:23%
ROE:29%
EPS:39.17円 予想EPSは144円だが、予想売上高11,843百万円なので、予想純利益は888百万円と考える。
するとEPSは148円になる。PERが6.9倍とすると1021円となる。

・過去五年の成長率
8.41

・その他
自己資本比率70%で安定経営だが、中期経営計画が今ひとつわからないので、会社の戦略が不透明。
老朽化したインフラはどこかのタイミングで修繕しなければならない。それが何時になるのかわからないが、その時がチャンス。

リユース・リサイクル事業は全体の9%しか占めていないので、これからに期待。