2018年5月〜6月家計簿
実績
総評
ゴールデンウィークはほとんど外出しなかった。電気代が去年よりも高くなっている。節電にも限界があるが、契約アンペアを落とそうか検討中。
カード支払いは前月より低くなったが、来月は書籍購入をしたのでまた高くなる。
ポジショントーク
今年も半分を終えようとしているので、保有している会社を整理しておく。以下はただのポジショントークで、買いを推奨していないし、何も保証しない。
投資は200%自己責任で。
1.ピーター・リンチの言う「完璧な株」に合うかどうかの確認。
・基準
(1)面白みのない、または馬鹿げている社名
(2)変わり映えのしない業容
(3)感心しない業種
(4)分離独立した会社
(6)悪い噂の出ている会社
(7)気の滅入る会社
(8)無成長産業であること
(9)ニッチ産業であること
(10)買い続けねばならない商品
(11)テクノロジーを使う側であること
(12)インサイダーたちが買う株
(13)自社株買い戻し
『ピーター・リンチの株で勝つ』p150~167
2.ピーター・リンチによる6つの分類の内、どれに合致するか。
いくつかの銘柄は、5年間平均で見ると急成長株になるが、直近の2〜3年で見ると成長率が鈍化して、優良株になっているものもある。いきすぎたPERになっていないかをよく確認し、手仕舞いを考え始めなければならない。
低成長株はすでに元本を回収した銘柄なので、減配や経営破綻といったことがない限りは持ち続ける。また、他の良い銘柄が見つかった場合は優先的に売る。
優良株の大半はそろそろ手仕舞いを考えている。2倍まで残念ながら上がらないと思われるが、明らかに割高になりつつある銘柄が増えてきた。これらを売却して、急成長株へ回していく予定だ。
生き残るためのメモ_2
ルール1:絶対に損をするな。ルール2:絶対にルール1を忘れるな。
投資家なら誰しも知っている、ウォーレンバフェットの言葉だ。
書いてあることはいたってシンプルだが、これを実践するのはとても難しい。投資を始めた最初の理由は「金を儲けたい」だったはずなのに、いつのまにかこれを忘れてしまう人がいる。
特に大きな含み損をかかえている時ほど、忘れてしまう。
- 損を確定して惨めな気持ちになりたくない
- 夫/妻にバレたくない
- twitterにいるあの人よりも良いパフォーマンスを出したい
- 誰かを見返したい
などなど、「損を回避する」ということを忘れ、「プライド」や「世間体」といった他のことを優先してしまっている。
ルール1の「絶対に損をするな」とは、損切りをするなということではなく、「トータルで損をするな」ということだと私は思う。
損切りを躊躇したら、自分はこのルール1を守れているだろうか、何か別のものを優先してしまっているのではないか、と考えるようにしている。
祈るようになったら人間も終わりって話だ……!
福本伸行氏の『賭博黙示録カイジ』に登場する兵藤会長のセリフだ。
FXや株の信用取引きで退場していく人たちの断末魔をネットでは嫌という程、見ることができる。このブログでもかつて「マルサのブログ - 金の亡者を辱め」を紹介した。
最近、「勝つ投資家.com」というサイトを見つけた。
これらの断末魔を見ていると、いくつかの共通点が浮かんでくる。
- 祈っている:「もしかしたら」「きっと」「XXするはず」「早くXXしろ!」
- やけになる:「死なばもろ共」「とことん」「これが本当に最後です」
- 借金をする:「実家・夫・妻・友人から借りた」「カードローン」
- 命金を使う:「住宅ローン用の資金」「結婚資金」「子供の学資保険」
そして証拠金が足りなくなって追証、強制ロスカットされるまで、ポジションを解消できない。
これらの行動の裏には、「損をしたくない」という心理があるのだが、もっと深いところには別の感情があると推察される。それは上述したものだろう。
相場で祈りは無力だ。祈る暇があったら、さっさとその「船から飛び降りる(『マネーの公理』)」ことだ。
損切りができないと、お金を失う。が、別の何かを得ることはできる。たとえば
- 悲劇のヒロインになれる
- 自分語りのネタができる
といったものだ。断末魔を発した人間の書き込みを見ていると、反省しているふりをしながら、破滅したことを誇っている者がいる。こうならないように、改めて、自分が何を求めて相場に臨んでいるのかを考えなければならない。
私は、お金が欲しい。
損切り記録
まとめ
1723 日本電技(2625円、14,900円)
2795 ハードオフコーポレーション(21,800円)
6643 戸上電機製作所(90,200円)
グローバル債権投信(1,217円)
合計損失:12,8382円(内NISA:124,540円)
理由
・日本電技
配当が下支えするかとも思ったが、そもそもの成長率が低くなってしまったので、売却。
出店を加速していたが、思ったより売上が伸びず、販管費を賄えていない状況が続いた。配当は良かったが、リンチ基準から外れてしまったので売却。
設備投資が成長のためではなく、ただ事業を継続するためと判断した。万年割安株にはまってしまったと判断し、売却
・グローバル債権投信
2014年に15,000円購入してそのままにしていた。所有している理由が無いため、売却。
生き残るためのメモ
彼を知り己を知れば百戦危うからず
2014年から投資を始めた。これまでチャイナショックやギリシャショック、ブレグジットなどがあったが、基本的には上げ相場が続いてきた。上げ相場で儲けることは簡単だ。何も考えずにBuy&Holdしていれば良い。一時的な調整があったとしても、楽観的に待つことができる。
これまで、基本的にはBuy&Holdしようと思っていたが、何度も損切りしている。個別銘柄のBuy&Holdは、私には向いていないということだろうか。
否、思考停止してBuy&Holはできないという方があっているだろう。
最近よく考えていることは、下げ相場で如何に損失を抑えることができるか、である。生き残るためには下げ相場での身の振り方を学んでおかなければならない。
『投資で一番大切な20の教え』や『マネーの公理』、『ゾーン「勝つ」相場心理学瓊入門』、『まぐれ』といった本を読むと、リスク管理が生死を分けることがわかる。
絶対値でリスクを管理する
「リスク」とは何よりもまず、資金を失う可能性である。
(『投資で一番大切な20の教え』p72)
私は総資産の8割を投資に向けている。何割が適正かは個人の性格、生活環境によって異なると思う。「8割」という数字に根拠はない。2014年に開始してから月々の天引きとボーナス積み立てをしていたらこうなったというだけだ。
今年に入ってから、1銘柄につき100万円まで、というルールが頭の中にある。何か具体的な根拠があるわけではない。何となくだ。
何となくだが、100万円と言えば総資産のおよそ1割だ。最悪、1割を失うくらいなら致命傷にはならないと思う。また、0円になる前に損切りできれば100万円まで行かなかったからセーフ!といった考え方もできるだろう。
ただし、100万円を10銘柄に分散しても全てが下がれば1000万円失うことになる。
総資産の8割を投資に向けている。これを全て失うのは、正直、受け入れ難い。
かといって、5割か3割に落とす、という判断にはならない。リターンを得るためには、それなりの金額を投じなければならない。
規律が身を守る
責任を取る
Taking Responsibility
(『ゾーン「勝つ」相場心理学』マーク・ダグラス p75)
投資のパフォーマンスは運の要素が圧倒的に占めている。一回一回のトレードはランダムな結果となる。そうであれば、ある投資で失敗したとしても「運」のせいにして次へ進む事が正しいように思える。
しかし、これが大きな過ちなのだ。「運」のせいにしていると、含み損の時
「今は運が悪いから、その内、運が良くなって買値まで戻ってから売ろう」
と考える。逆に含み益の時に
「今は運が良いから、いまの内に売っておこう」
と考える。こういった考え方が典型的なコツコツドカンという結果につながっているのだと思う。
同じく「運」の要素が非常に強いカジノやポーカーのプロたちはどうしているか。彼らは一回一回の結果がランダムになるが、ある優位性にしたがって行動すれば長期的には一貫した結果を得る事ができると知っている。
そのため、引き際を知っている。損をしていようと関係ない。引くときは、引く。これは勘で判断するのではなく、自分の中にある「規律」に従っているのだ。自分自身に責任を持って判断し、行動する。そして結果を受け入れる。
これが破産から逃れ、相場に残り続けることにつながる。
読んでくださっている方、感謝します。
ここのところ、はてなスターをつけていただく事が増えた。
訪問してくださる方も月間で累計100とか1000とか安定して越えている。読者登録してくださった方も、11人もいらっしゃる。
ありがとうございます。
訪問された方や読者登録された方が必ずしも応援する気持ちではないかもしれないが、(投資のことを書いているので、私の損失を期待している方もいるだろうと思うし、それはそれで良いと思う)どんな気持ちでも、見てくださる方がいることは励みになります。
古い頭の持ち主で、ネット上での交流が怖くて、スター返しとか、購読とかほとんどしていないのですが、ご容赦ください。
今後も気の向くままに記事を書いていこうと思います。
学習
rubyを学んでいる。仕事で使う予定はないが、インフラエンジニアでもプログラミングの素養が必要という機運が高まっているので学び始めた。
学び始めた、と書いたが実はプログラミング自体は2011年に入社した時にJavaとJapaScriptを会社の研修で、2013年にrubyをSDNで使うかもしれないと思って独学で学んでいた。
JavaとJavaScriptはその後の業務で使わなくなった。rubyもSDNが思ったよりも普及しなかったため、興味が薄れてしまっていた。
rubyはオライリージャパンの『初めてのプログラミング 第2版』で勉強している。久しぶりにやると、改めて数学的素養が足りていないことを痛感する。
- 作者: Chris Pine,長尾高弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/09/21
- メディア: 大型本
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どこかのタイミングで、rubyだけでなくPerlも学ぼうと思う。何かシステムを作るレベルではなく、簡単なバッチや集計機能を作れるレベルにはなりたいと思う。
さて、今の流行りはAWSだ。猫も杓子もAWSだ。かつてクラウドサービスが流行った時に、どこにいってもクラウドと言っていたが、その再来だ。会社でもAWS技術者を増やそうとやっきになって研修プログラムや資格試験を奨励している。
私自身も、AWSの勉強を始めた。といってもまだ本を買っただけだ。
実機を触るのが一番の勉強になるのだが、会社でアカウントを用意してくれないので個人で用意しなければならない。無料でそれなりのことはできるみたいなので、課金されない範囲で慎重に触ってみようと思う。
これらに加え、LPIC 101,102も学習している。もともとがネットワーク畑だったので、CCNPやネットワークスペシャリストは取得しているが、サーバ系はまったく取得していなかった。
昨年〜今年頭にかけてVirtualBoxで遊んでいたのも、サーバ系のスキル取得が目的だった。今はAWSが盛んになっており、おそらくこれからはオンプレ環境をAWSに移行する仕事が増えると思う。
やがてオンプレとAWSの連携、そしてAWSにあるシステムの保守・運用となるだろう。また、いつか来た道ではあるが、AWSからオンプレに、という時がくると思う。これはおそらく30年か40年後だと思う。きっかけは想像もつかないが。
その頃まで働いているのかわからないが、備えあれば憂いなし、だ。