元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

印象に残っている言葉

「豆を煮るに豆殻をもってす」

 

2000年の大河ドラマ、「葵徳川三代」にて天下分け目の関ヶ原の合戦後、佐和山に落ち延びた三成の追っ手に誰を差し向けるかを諸将が集まって検討していたときにある武将が言った台詞だ。

 

三成を討つには裏切り者が良いだろうという意味で、元々の出典である中国の故事をもじったものだ。

 

葵徳川三代は特に合戦シーンが印象的であった。豊臣家滅亡後はアクション要素が減って、家族ドラマっぽくなってしまったので、当時はあまり面白くなかった。最近になってレンタルで見ると、後半も面白かった。

特に珠姫が3歳でお嫁に出されるシーンでは、自分には子供がいないにもかかわらず、目頭が熱くなった。

 

話が逸れたが、冒頭の台詞以降、裏切り者の処遇はそれほど良いものではなかった。また、小早川秀秋関ヶ原の後、すぐに病死(大谷吉継の呪い?)してしまった。

 裏切り者が信用されないのは仕方の無い事だろう。一度裏切ったものは二度三度と裏切る。裏切らないように手厚くもてなすにのも面倒だ。