「儲けが出るのは買ったときで、売ったときではない」
ロバートキヨサキ(金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント)
株式投資において、損切りは唯一、自分がコントロールできることだ。が、コントロールできるといっても、「完全に」ではない。ストップ安となり、一日中寄り付かないこともある。買い手がいなければ、売ることはできないのだ。
私は信用取引を禁じているので、常に「買い」から入ることになる。すなわち、私の対極には「売り」手がいることになる。彼はなぜ売ったのだろうか。損切りか、急にキャッシュが必要になったのか、デイトレで自分の設定ラインから乖離したからか、理由はわからない。
「買い」の前に私ができることは、
- 定量的な視点で問題はないか
- 定性的な視点で問題はないか
- 成長は何年続くと考えているのか、またその根拠は
- どのタイミングで売るのか
といったことで、これをきちんと明文化しておくことが大事だ。
「定性的な視点」、これはどのように鍛えればよいのだろうか。1000本ノックをするにしても、いったいどこから手をつけたら良いのか。最近読んだこの本では、こう書かれていた。
「数字の背景を考え、取材する」
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「数字の背景」とは売上が伸びた理由、設備投資した理由、といったことだろう。
手探りの状態だが、
- ビジネスモデルの枠組みを学ぶ
- 保有銘柄を定期的に何度も見直す
- 疑問点は言い訳せずにIRに問い合わせをする
といったことを地道にやって行くことが、今の自分に必要だと思う。