元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

私の就職活動_1

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 世の中、タイミングが重なることってあるもんだなと思った。

最近、ニコニコ動画でこんな動画を見ている。

www.nicovideo.jp

 

www.nicovideo.jp

 

そして先日、久しぶりに大学の後輩に会った。話を聞くと、ちょうど今年の4月に入社したとのこと。彼の就職活動の話や今の研修の話を聞いていると、自分はどうだったかと振り返りを始めてしまった。

 

「確か、今の会社に内定貰って、それが唯一の内定で、時期は4月か5月頃だったかな。」

「あんまりエントリーしなかった気がする。」

「終盤は持ち玉がなくって焦ったな〜」

なんてことを思い返していた。

 

当時からGmailアカウントを使っていたので、2010年頃のメールを掘り返してみると、たくさんお祈りメールが来ていた 笑。

東芝もエントリーしていた 笑。

 

せっかくだから、自分がどんな就職活動をしていたのかを整理して記事にしようと思う。当時とはかなり活動開始時期や経済環境が違うけど、何処かの誰かの役にたったら嬉しい。

 

基礎知識

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 久しぶりにITインフラ系エンジニアらしい記事を書こうと思う。

昨年の秋頃から、同じ職場にいる派遣社員とよく仕事をするようになった。最初のうちは言った通りのことをできていた。ある程度信用できるな、と思って、少し仕事の難易度を上げたところ、急にミスをするようになった。

その原因は、ネットワーク技術の基礎知識が欠けていることだった。 

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ネットワークに関する基礎知識をどこで学べば良いか。まずは何と言ってもこの本だろう。

  

マスタリングTCP/IP 入門編 第5版

マスタリングTCP/IP 入門編 第5版

 

 

私が購入した時は第4版だった。今でも持っていて、時折読み返す。フレームやパケットのつくりを知っておくと、意外な場面で助かる。

例えば、QinQをする経路でPingはOKでSSHがNGということがあった。

原因はスイッチ間のポートにはジャンボフレームを許可していたが、エンドポートには設定が漏れていたことだった。追加されるtagVlanの分のフレームが設計時に漏れていたのだ。

 

デフォルトのフレームサイズが頭にあったので、すぐに原因の特定ができた。これを知らなければ、きっとサーバーのiptablesなど、見当違いの調査をしていただろう。

 

さて、基本編を読んだら、次は応用編だ。

 

マスタリングTCP/IP 応用編

マスタリングTCP/IP 応用編

 

  その次は、ネットワークデザインを読んだり、セキュリティを読んだりすれば良いと思う。

 

マスタリングTCP/IP ネットワークデザイン編

マスタリングTCP/IP ネットワークデザイン編

 

 Webサイトでは、「3分間ネットワーク」や「ネットワークエンジニアとして」といったサイトが非常に勉強になった。私がCCNACCNPに合格できたのはこの2サイトのおかげと言っても過言ではない。

 

あとは、とにかく実機で設定を入れて覚えるのが一番だ!

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サーバー系であれば、この本が良かった。

 

プロのための Linuxシステム・10年効く技術 (Software Design plus)

プロのための Linuxシステム・10年効く技術 (Software Design plus)

 

 

 Windows系は「Windows Server XX」といった本を読んだ。

言われたことをきちんとやる、ミス無くこなすことができるようになった。でも、自分で設計をしたり、責任を持ってやろうとすると上手くいかない。

そんなときは「基礎」に戻るのが一番だ。

3〜4月家計簿

実績

2017年家計簿
4月
実績
収入
給与 ¥230,500
残業代 ¥39,283
手当 ¥34,000
その他 ¥3,840
天引き
税・社会保障 ¥64,624
財形 ¥20,000
手取り   ¥222,999
貯蓄 投資用 ¥60,000
支出 家賃 ¥62,000
  電気 ¥2,292
  ガス ¥1,588
  水道 ¥0
  携帯 ¥26,623
  食費(現金払い) ¥42,688
  交際費 ¥28,616
  交通費 ¥7,380
  医療費 ¥0
  カード ¥25,257
  その他 ¥0
収支   -¥33,445

 

総評

食費(現金払い)とカード引落し額とがちょうど入れ替わった格好になった。

カードで支払ったのは主に、アマゾンでの書籍、大会の交通費だ。純粋な食費がついに「食費(現金払い)」にすることができた。

できたが、一人暮らしにしては、ちょっと多い気がする。お昼ご飯を外食すると、800〜1000円くらいかかってしまう。これが原因か。

 

今考えているのは、お昼はサラダを持っていって、おかずを一品(500円以内)で済ます。夜はスーパーのおつとめ品を買って節約する、といったところ。

 

ちなみに、来月のカード支払いは18,000円くらいの予定だ。

備え

北朝鮮からミサイルが飛んできそうな今、もしものことを考える必要がある。

内閣府には国民保護法に関するページが用意されている。

 

・国民保護法とは

http://www.kokuminhogo.go.jp/arekore/kokuminhogoho.html

 

・Jアラートに関して

http://www.kokuminhogo.go.jp/shiryou/nkjalert.html

 

これをザッと読むと、ミサイルの飛来が検知されたらテレビ・ラジオ・防災無線などから警報が鳴り、携帯にも通知が届くとのこと。

Jアラートの音はしたのサイトにある。音が大きいので注意が必要だ。

http://www.kokuminhogo.go.jp/arekore/shudan.html#siren

 

 

そして取るべき行動は、

・すぐに屋内に避難する(できるだけ丈夫な建物)

・地下に逃げる

 

私の場合、通勤中だったら地下鉄だからその場に留まる。外にいたらすぐに建物へ逃げる。会社にいたら防災用品を確認して、その場で待機する。家にいたら、雨戸を閉めて、カーテンも閉めて、枕を頭に被る。

その後、警察や消防などの案内に素直に従って避難する。

 

備えあれば、憂い無し。もし余裕があるなら、水と食料、絆創膏や消毒液といった防災グッズを準備した方が良さそうだ。

世はまさに仁義無き戦い

今、『応仁の乱』(呉座勇一著)を読んでいる。

応仁の乱の”入口”と”出口”だけでなく”中味”の検証は欠かせない。その際、没落する貴族階級は不平不満を並べ立て、勃興する一般市民は乱世を歓迎した、といったステレオタイプの歴史増に陥ってはならない。かといって「何年何月何日、どこそこで合戦があり、誰それが勝利した」といった事実関係を淡々と書き連ねるだけでは意味がない。戦乱の渦に巻き込まれた人々の生態をそのまますくい取ることが肝要である。

「はじめに」vii頁

まだ第一章しか読んでいないが、大和国の覇権争い(旧南朝勢力興福寺等の寺社勢力、坊人(寺に属する武士))の争いを追っていくと、まさに「仁義無き戦い」の世界だ。

複雑な主従・姻戚・地縁の関係に、それぞれの思惑が絡まりカオスである。地図とそれぞれの相関図を用意しないと、混乱するばかりである。

 

ふと、ヨーロッパの100年戦争、第一次世界大戦もこんな感じでカオスだったと思った。そういえば、今のシリア問題、北朝鮮の問題も似たようなものだ。

 

つらつらと考えていると、Falloutの台詞が頭を過る。

 

人は過ちを繰り返す。

War... War never changes...

今日はそーゆー日

朝、プロテインを入れたシェーカーを落とした。床にプロテインパウダーが飛び散り、朝から掃除が大変だった。

 

家を出た時は晴れていたので、一駅歩いた。階段を登ろうと思ったら、横から来たおじさんに腕をタッチされた。謎。

春だから変な人が出てきたのかな。

 

会社は平和だった。

 

帰り道、とてもお腹が減り、些細なことでイライラした。

 

夕飯のとき、目玉焼きを皿からこぼしかけた。今日は色々と変なことが起きる日だと思って用心していた甲斐があった。

 

今日はちょっとついてない日だった。そういえば昨日は風呂に入らなかった。何かよくないものが憑いていたのだろうか。それとも、憑いていたものが離れてしまったのだろうか。

明日は久しぶりに神社へお参りに行こう。

希望に満ちた目

電車の中、会社のエレベーターホールなど、いたるところで新社会人を目にする。ピカピカの靴、形の整ったカバン、皺一つないスーツ、そして希望に満ちた目をしている。

6年前、私も新社会人だった。果たして彼らのように明るい目をしていただろうか。

 

社会人2年目、3年目は新社会人が疎ましかった。電車の中で何人も固まって行動し、大きなスーツケースを持ち、大きな声でくっちゃべっているその姿は、とても目障りだった。

きっと年次がちょっと上なだけで、大して役に立っていないにもかかわらず、社会人としての意地かプライドみたいなものがあったのだろう。

危機感とか、嫉妬心とか、臆病な自尊心だったのかもしれない。

 

4年目、5年目には、彼らをあまり意識しなくなった。「あ、今年もそんな時期になったか。」くらいの気持ちだった。

自信がついたのか、鈍感になったのかはわからない。

 

6年目、そして7年目の今は彼らを微笑ましくみつめるようになった。

ネット上では新社会人へのアドバイスやら何やらが、そこかしこで書かれている。

曰く、「Excelで差をつける!」「新社会人に必要な3つの心得」「先輩から一目置かれる行動」、「辛い時は逃げましょう」「懲役40年www」などなど。

 

私はアドバイスする気なんて毛頭無い。ただ、希望に満ちている今の気持ちは、せめて来年まで持っていて欲しい。

いつも疲れたサラリーマンで埋まっている車内に、元気な、希望に満ちた人がいると、私もちょっとだけ元気になれる。4月、希望に満ちた目をした新社会人に感謝したい。