元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

なぜ日銀はマイナス金利をしたのか

マイナス金利に付いてネット上では発表直後から

 

銀行口座からタンス預金にしなければ!

 

というネタなのか本気なのかわからない書き込みが散見される。

 

今回導入されるマイナス金利は銀行が日銀の当座預金に置くお金の一部に設定されるもので、直接普通預金の金利がマイナスになるものではない。ただし、手数料を上げたり、預金金利を下げたりされて、間接的な影響はあるかもしれない。

 

さて、なぜ日銀は量的緩和ではなく、マイナス金利を導入したのだろうか。この点に付いては高橋洋一氏が解説している。

 

www.youtube.com

 

詳細は動画を見てもらいたいが、高橋氏は日銀はマイナス金利しか手法が無かったと述べている。動画では43分15秒あたりからその話題となる。

 

私の知る限りでは他の誰もこの視点で予想・解説をしていなかった!

カレンダーベースの国債発行額と日銀の買入額が金融政策に関係している事は全く知らなかったので、今後の日銀政策決定会合では考慮しなければならない。

(つまり、私は何もしらないまま「金融緩和を〜」「国債の買い入れを〜」「マネタリーベースを〜」と呪文を唱えていた事になる…) 

 

しかし、こういう情報が無料で手に入るとは、良い時代に生まれたものだ。