元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

2017年9月の資産状況

実績

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総評

 日経平均は19500円台で始まり、20300円台まで上がった。2015年8月に2万円台をつけてから約一年かけて元に戻ってきた。

 この1ヶ月はちょっとびっくりするくらい含み益が伸びた。その影響で資産も前月比110%になった!ボーナスの無い月で110%も増えたのは初めてだ。あまりにも好調過ぎて、ちょっと怖い。

 

 日経平均は上がり続け、完全失業率は2.8%が2ヶ月連続した。8月の消費者物価指数は0.7と7月より微増した。マクロ経済は良い状況が続いている。

 しかし物価目標(年2%のインフレ)にはほど遠い。日銀の金融政策決定会合では片岡委員が「今のままでは手ぬるい」という反対をした。http://www.boj.or.jp/announcements/release_2017/k170921a.pdf

 

 高橋洋一氏によると、日本のBSは統合政府で見れば問題ないとのこと。プライマリーバランス(PB)は気にしなくて良いとのことだ。

 PBに問題ないということは、まだまだ国債を発行できるということだ。どのくらい金融緩和の余地があるのだろうか。もし余地がない、または実務的にできないということであれば、日銀当座預金のマイナス金利をかける範囲を広げても面白いと思う。金融緩和策は国内に流通する現金の量を増やす。マイナス金利は日銀の中に眠っている銀行の資金を市場に放流することが狙いだ。

※銀行は日銀の当座口座に預金することで融資枠を確保している。当座預金なので、金利は無いと思ったら大間違い!年0.1%の利息が付く。(当座預金は3階建てて、0金利、プラス金利、マイナス金利に分かれている。マイナス金利の幅はまだ小さい。)

 金利は0近辺で張り付いているから、調達コストはもはや下げようが無い。量もあるしコストもかからない。徐々に銀行貸出金は伸びてきているとのことだ。不動産系の会社から送られてきた報告書では、住宅着工数や販売数が伸びていた。金が回り始め、景気は確かに回復しているのだろう。