【12月総評】
年末年始は実家に帰り、ネット環境から離れるため本日を締め日とした。
資産状況としては全体で600万円を超える事ができたものの、年初に目標としていた金額には届かなかった。これは株式市場というよりは自分の問題による部分が大きい。
やはり安易にボーナスに頼ってしまってはいけないと痛感した一年だった。私の場合、買い物や借金ではないので助かった。
さて、日経平均は1万8千円後半にまで落ち込んでしまった。今年の終値は、昨年末〜今年頭に出された証券アナリストたちは強気で2万1千円、弱気でも2万円台か1万9千円後半と予想していたが、大半の予想を裏切る結果となりそうだ。
日本の実体経済は悪い分けではないと思うが、一方で、良いとも言えない中途半端な状況である。年初来で見るとまだ約1千円のプラスであるが、年末の下げ相場は、市場で「悪い」という評価が下されたということだろうか。
夏にギリシャショック、上海ショックがあり、足を引っ張られたことももちろん考慮しなければならない。こうした海外の影響があったにも関わらず、日銀の追加緩和も無く、残念であった。
次の問題は消費税10%増税だろう。個人的には、消費税を増税して直ちに株価が1万円を切ったり、一部の破たん論者が言うように日本が破たんするとは思わないが、ゆるやかに殺していくと考えている。
具体的には自殺者・失業者の増加、生活保護・失業保険受給者の増加、といった影響が数十年にわたって及ぼされると考えている。
私は正直に言うと、お金を抱え込むよりもぱ〜っと何も考えず使ってしまいたい人間だ。しかし、生まれてからバブル崩壊、デフレ不況しか知らないと、バブル世代は調子に乗りすぎていた、これからは質素倹約で生きていかなければならない、という考えがどうしても頭から離れない。
もともとあまりお金を使う方ではないので、今の生活に不満があるわけではないが、やはり、将来のお金を心配せずにお金を使いまくれる時代が早く来てほしい。
お金はあるにこした事は無い。これを否定する人はよっぽどの聖人かそうでなければ嘘つきだ。