元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

仕事は自分事

 夏からSIerのお客様先に常駐して、とあるITプロジェクトに入っている。そこの社風なのか、一部のプロパーの問題なのか、PMもPLもベンダー丸投げ・人任せである。彼らは、

 「マネジメント型だから、技術には詳しくない」

 「それはベンダーにやらせれば良い」

などと言っている。

 毎回、あなたたちはSIerじゃなかったっけ?と言いたくなる。技術の会社にいて、技術系じゃないとはどういうことか。前職でも一部いたが、ここまでひどくはなかった。また、技術がない代わりにマネジメント力がある、という話も成り立っていない。

 

 親会社がIT以外の事業会社であるSIer企業はほとんど手配師になっている。しかも親会社からのお金が年々減っているから手配の質も悪い。下請けには請負で出しておいて、自分たちは親会社とSESで契約する。

 親会社から見積もり根拠を問われると、答えられず下請けに質問し始める。下請けとしては請負だから、人月やスキルセットを述べる必要はないし、答えられない。

 結局、人任せなのだ。お客様から怒られても、運が悪かったくらいにしか思っていない。じっと堪えていれば誰かがなんとかしてくれる、そんな風に思っているのだろう。

 

 今技術力がなくても良い。学ぶ意思と行動があれば。しかし、どちらもない。それが非常に腹立たしい。一刻も早く抜けたいが、発注元のお客様には非常にお世話になった。彼らの為には残って最後まで見届ける必要があるだろう。

 残るべきか、抜け出すべきか。板挟み状態だ。