元ITインフラ系エンジニアの日記

元ITインフラ系エンジニアがITのことや投資のこと、コンサルのこと等を綴ります。

2019年12月の資産状況

実績

<資産トレンド>

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総評

  • 資産概況

 今年は色々あったが資産は順調に推移し、ついに2,000万円代に到達した。2014年にたてた目標では1,800万円だったが、200万円も上振れした。

 今年だけで580万円増加している。入金額は360万円のため、増加要因は入金であることは明白だ。毎月の入金額は転職前から3倍に増えた。

 3倍株や10倍株を見つける力はないけれど、リスクをとって現金を株式と交換することでそれなりに増やすことができているのは幸運だ。

 

 2018年に以下の記事でたてた目標に対しては、最低目標も努力目標も達成することができた!ご褒美に年末は実家でゴロゴロする。

ring-bell.hatenablog.com

 

  • 配当金

 配当金は税引後で19万円となった。

 目標としていた20万円には1万円とどかなかった。配当利回りは資産全体で見れば0.95%、投資資金で見ると1.5%となった。

 配当金が目標に届かなかった理由は10月〜11月にいくらか売ったためだ。減配になった銘柄はなく、ほとんどは維持だった。

 来年に向けて、12月にいくつか購入した。さっそく下がっているが、気長に持ち続けようと思う。来年の目標配当金は30万円/年だ。最終的には200〜300万円/年まで持って行きたいが、それは10〜15年くらい先になると思っている。

 東京五輪後に景気が冷え込むと巷では言われているが、下がった時こそ勇気を持って買い増していく。そのために、現金を溜め込んでおかなければならない。幸い、ボーナスが6月なので、五輪後には間に合うだろう。無駄遣いさえしなければ。

 

  • 来年の目標

 年末に考える予定だが、ぼんやりと考えている。

  資産:3,000万円

  配当金:30万円

  不動産:1棟購入し、手残りで月5〜10万円

 不動産はワンルームは買わず、1棟ものにする。金額が大きいため慎重に検討し、買わないという選択肢も存分に有りうる。仕事の兼ね合いもあって、管理する時間を確保できないだろうし。

不動産投資の勉強

きっかけ

 同僚がワンルーム投資を始めた。ワンルーム投資というとあまり良いイメージがないかぼちゃの馬車事件は記憶に新しい)。色々と話を聞いてみて、今度不動産会社主催のパーティにいくことにした。

 後述する書籍を読んだ限りでは、ワンルーム投資は私の目標に沿わない手法なので、購入することは無いが、コネクションを築くことを目的に参加してくる。

 

 不動産投資には『金持ち父さん・貧乏父さん』を読んだ時から興味があったが、1歩を踏み出せていなかった。株式や投資信託は一人でできるが、不動産となると様々な人とコミュニケーションをとらないといけない。これが自分の中のハードルを高めていた。また、株式は投資だが、不動産は「事業」として考える必要がある。

 事業なので失敗した時に周囲に与える影響も大きい。慎重にやる必要がある、という意識もまた、不動産事業を始めるのに影響している。

 前職の時、不動産をやっている人は一人いたが、年が離れていてあまり話す機会がなかった。今回は年齢が近い同僚なので、色々と話を聞けた。現状は同僚が言っていることが本当なのか嘘なのかわからないので、並行して書籍で勉強することにした。

現状

 以下の3冊を読んだ。3冊とも「アパート1棟投資」を勧めているが、まったく手法がことなる。どの手法も一長一短だが、それは株式と同じだ。

 どれも初心者向けの内容で、不動産投資を開始するのに必要な年収や自己資金、イニシャルとランニング費用、ステークホルダーと対価、役割・責任分担が記載されている。 

 

  3冊とも、一通り読んだが整理しきれていない。パーティーまでまだ時間があるので、もう1、2回読んで理解を深める。

 

2019年11月の資産状況

実績

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総評

 今月、ついに資産が2千万円に到達した!2014年7月に300万円で始めてから5年、2017年2月に1千万円に到達してから2年でまた節目に到達した。

 退職金の支払いもあったが、やはり転職して年収が上がったことが大きい。入金投資法なので、月々どれだけ入金できるかによる。以前は月20時間残業しても手取りが30万にとどかず、辛かった。

 今は年俸制なので残業をしてもしなくても同じだけ入ってくる。しかも手取りが十分ある。転職前までは月10万円(財形2万円+確定拠出年金2.2万円+入金6万円)を必死にやっていたが、いまは32万円(確定拠出2.3万円+入金30万円)をそれなりに余裕をもってできている。

 

 同時期に転職した同僚とお金について話した。一人は28歳で貯金200万円とのことだった。前職では月手取り35万円ほどもらっていたという。おそらくボーナス含め、600万円くらいもらっていたのだろう。

 もう一人は貯金は言わなかったが不動産投資を始めたという。ワンルーム不動産を都内に購入し、家賃が月に12〜13万円ほど入るとのこと。ただし、毎週、風俗に行くので

手元に全く残らないとのことだ。

 私の資産額を言うと、「そんなに貯めてどうするのか?」と聞かれた。

 これが今の悩みだ。貯めて何に使うのか。これまでは貯めることが楽しくてここまでやってきた。貯める過程で、やりたいことが見えてくるかと思っているが、どうだろうか。

 今の目標は40歳で1億円だ。到達したところでどうするのか、サラリーマンを辞めるのか。幸い、仕事は辛いこともあるが、楽しいことの方がまだ優っている。

 目標を達成したら今の会社を辞めて、どこか大手のバックオフィスでまったりするのが、良いのかもしれない。

『マネーの公理』を再読

 ここ3週ほど、ほぼ毎日終電だ。もう少し長いスパンで見ると、8・9月は残業時間が40時間近くになった。前職では考えられない。。。

 その原因はまた別で書くとして、今日は休日出勤の振替休日を取得した。せっかくの休みなので、しばらく離れていた投機の世界をまた覗くことにした。そこで2017年に購入した『マネーの公理』を読み返すことにした。

給与で金持ちになった者はいない

 転職して給与が上がってのぼせていたが、一気に冷めた。

 

 そう、給与で金持ちにはなれない。リスクをとらなければ金持ちになれない。意味のある勝負に出なければならない。 

派手に損した

60万円くらい損切りした。

 

下の記事で、

含み損が8%を超えたら機械的損切りする

と書いていたのに、ずるずると損失を伸ばしてしまった。 

 

ring-bell.hatenablog.com

 

 

伸ばしてしまった理由は、

・そろそろ上がるだろう

・もう下がらないだろう

・業績は悪くないんだから、大丈夫

と自分に言い聞かせて、見て見ぬ振りをしていた。今日、二日連続でストップ安になったので、損切りを行った。

 

一つの銘柄でこれだけの損失を出したのは初めてだ。

 

2014年からの上げ相場しか経験していないので、今の状況への対応が非常に難しい。頭では、信念を持ってホールドし続けるのか、それとも機械的に損失を抑えるべきなのかで悩み続けている。

 

しかし、今回のように、結局こらえきれずに吐き出してしまうのであれば、機械的損切りをしていった方が良い。売ってなお魅力的であれば、勇気を持って買い直すべきだろう。

 

今回、損切りした銘柄は買い戻す気になれない。まだ下がるかもしれない、という恐怖、弱気になっているからだ。

 

他にも、あと2銘柄、8%ラインを超えている。こちらについても全て成り行き売り注文を出した。今の価格で約定すれば合計で約50万円の損失となる。

これらについては、自信があるので、買い直す予定だ。通常は100万円までとしているが、損失を出した銘柄なので、50万円に抑える。

 

これで今年の儲けを全て吐き出すことになる。冬のボーナスも会社の業績が悪くて低かったし、なんとも悲しい月になってしまった。

ただ、こういうことはいつでも起こる。

 

損失が拡大したのは、自分の採用しているルールを守らなかったからだ。守っていれば、10万円でも、20万円でも利益が残っていた。

 

また、儲けられなかったのは、ランダムな結果が裏目になったということだ。自分の採用しているルールに沿って、今後も心を折らずに、冷静に銘柄発掘に励む。 

損切りの結果

損切りの結果まとめ

銘柄コード 損失額(円)
2777 15,397
2777 13,697
2777 13,468
2777 13,466
2777 26,936

2777合計損失:82,964円

銘柄コード 損失額(円)
2429 26,963
2429 26,962
2429 29,457

2429合計損失:53,925円 83,382円(9.15修正)

総計:136,889円 166,346円(9.15修正)

という結果だった。投じた金額は1,656,351円 1,992,551円だったので、約9%8%の損失を確定した。
配当金を受け取るまで持ち続けようとも思ったが、精神的にダメだった。

反省

2777について

購入時の基準は1.8で良好だった。五年平均成長率は16%で及第点。適正株価を1202〜2055円と見ていた。当時、1111円だったので、一番良いケースで+80%くらいいけると踏んでいた。

8月決算で2Qの下方修正を出す。通期では変更なし。912円で買い増ししたが、結局880〜900円で損切りした。

振り返ってみて、

  • 会社のIRが不親切なことに目を瞑っていた。
  • 一般向けと法人向けがあるものの、売上構成比率は公開されていない。この点で将来業績が見えず、不安があった。
  • 基準を満たす株がすくなくなってきていたので、飛びついてしまった。
  • 配当金が30円で安定していたのに釣られた。

といった点が反省すべきところだろう。

2429について

購入時の基準は1.99、五年平均成長率は22.9で及第点。適正株価を5000〜7500円と見ていた。3350~3500円で購入した。3095円で損切りし、同額で買い直しした。こちらは損切りではあるが、上昇余地があることから買い直しをした。

振り返って見て、

  • 値動きがあることに気がつかず、一気に買ってしまった。
  • 2018年春の高値をつけてから底を打って、また下がって、底を打って、というところで買った(タイミングが悪かった?)。
  • 1単元購入してから、きっと3000〜2900くらいまで下がることもあるだろう、と思っていたのに、辛抱できずに買ってしまった。

といった点が反省すべき点だろう。

全体として

損失が15%くらいまでいくと、毎晩気になって仕方がなかった。含み損は損失じゃない、という考えは机上の空論であることを痛感した。
10%あたりからそわそわし始めていた。そのため、ルールを一部改定する。

  • 損切りラインを従来の20%から8%に切り上げる。
  • 新規投資は基準2以上、五年平均成長率20%以上とする。
  • 基準を切った銘柄は切る。自信がある+購入基準を満たしているなら買い直す。

課題

損切りをする時、同時に利益確定もした。これは良いことなのか悪いことなのか、わからない。ただ、精神的には楽になる。問題は、すべての銘柄で利益が出ていないときに、ルール通りに損切りができるかだ。

機械的に損切りする

損切りのルールを明確にしていなかったが、買値から8%下がったら売ることにした。なんとなく20%くらいまで握ろうかと思ったが、実際に20%近くなるとかなりのストレスになることがわかった。

 

10%でもそこそこのストレスだ。なので厳しいかもしれないが、8%で損切りすることにした。自信があるなら、売った後に買い直せば良いのだ。目論見通り上がれば損は取り戻せる。

 

今回、新たに購入した銘柄を損切りすることになった(実際の損失は注文が約定したら公開する予定)。これはチャートを見ると、過去の高値圏にあったり、下げトレンドの最中にあったりする。チャートについてはまったく勉強しておらず、どこか見下していたが、少しは学ぶ必要がありそうだ。

 

全く無視することは愚かで、全幅の信頼をおくのも愚か、といった具合だろうか。